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脳梗塞のリハビリに役立つ体幹トレーニングを紹介します
2018.03.14

体幹トレーニングには様々な種類がありますが、脳梗塞リハビリの現場でよく使用されているのが、座った状態(座位)で行うバランストレーニングです。これから、座位で行なうバランストレーニングについて紹介していきたいと思います。
まず、「座った状態を保つ」トレーニングについてですが、膝が直角になる程度の高さの椅子に座り、両手を膝の上にのせて、そのまま静止し続けて下さい。
この時、注意するべきことは姿勢をまっすぐにすることです。後頭部から背中、お尻へとつながる縦のラインをまっすぐにするよう心がけましょう。頭のてっぺんからピーンと吊り上げられているようなイメージを持ちながら行うとやりやすいです。次に、「背伸びを保つ」トレーニングについてですが、先ほどの「座った状態を保つ」トレーニングと同様に膝が直角になるような高さの椅子に座り、両腕をぐっと真上に伸ばす運動を行います。この時、後頭部からお尻までの縦ラインがまっすぐになることを意識しましょう。
続いて、「腰をひねる」トレーニングについてですが、こちらは座った状態で両腕をしっかりと組み、水平方向に腰をひねります。最初は左右どちらの方向にひねっても大丈夫ですが、それが終わったら逆方向にひねりましょう。左右にひねる運動を繰り返しますが、ここでも後頭部からお尻までのラインをまっすぐに整えることを忘れないようにする必要があります。
次に、「前かがみ」トレーニングについてですが、これも膝が直角になる程度の椅子に座った状態で両腕を組み、頭をゆっくりと前に倒して前かがみの状態をキープします。前かがみになったらゆっくりと頭を上げていき、元の状態に戻します。ここで注意したいのが、ゆっくりと動かさずに反動をつけてしまう事です。
そうなると体幹が鍛えられない上に、大きくバランスを崩して転倒してしまう危険を伴いますので、必ずゆっくりと行うようにしましょう。続いて、「側方リーチ」トレーニングについてですが、こちらは片方の手を膝についた状態で逆の手をぐっと水平方向にのばします。右が終われば左を行ない、これを繰り返します。
また、このトレーニングは、何もない状態でもやれますが、他の人の手にタッチするなど目標物を用意すると距離感がわかりやすくなってさらにやりやすくなるので、おすすめです。次に、「骨盤を上げる」トレーニングですが、こちらは座った状態で両腕をしっかりと組み、片方のお尻をぐっと上に上げる運動をします。
右側のお尻を上げたら、次は左側のお尻を上げていきます。左右を交互に行なっていきますが、この運動でも反動をつけないようゆっくりと行なって下さい。もし、反動をつけてしまうと、転倒してしまったり骨盤を痛めてしまう危険があるので注意しましょう。最後に、どのトレーニングにもいえることですが、座位をキープ出来ない人がこれらのトレーニングを行う場合には、転倒する危険がとても高くなりますので、必ず補助役の人と共に行ない、サポートしてもらうべきです。
座位を保てない人が一人だけでトレーニングするのは絶対にやめましょう。なお、「背伸びを保つ」「腰をひねる」「前かがみ」の3種は、長い棒などを両手に持ちながら行うと、肩甲骨の動きが促されるので、さらに高い成果が期待出来ます。その際、周りの人に棒がぶつからないように注意して下さい。
また、上記トレーニングを毎日行うのかどうかや何種類行うのか、回数はどうするのかといったことも考える必要がありますが、まずは自分が無理なくやれる回数を決めて継続していき、徐々に回数を増やしていくことをおすすめします。自分がつらいと思わない程度の余裕を保ちながら、楽しく続けられるようにするのがコツです。




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