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脳梗塞のリハビリが漫画で学べるおススメの本をまとめてみました。
2018.03.14

ある日突然、脳の中の血管が詰まり、血液の循環障害が起こってしまう脳梗塞は、がんや心臓病、肺炎に次いで死因の第4位となっている恐ろしい病気です。命を取り留めても、半身がマヒしてしまったり、顔がゆがんだり、うまく話すことができなくなるなど様々な症状がおこります。脳梗塞になってしまった場合には、脳梗塞リハビリを行うことで機能が回復することも多く、本人はもちろん家族や身近な人も脳梗塞リハビリについて知ることは大変重要です。脳梗塞やリハビリのことについて、漫画で気軽に学ぶことができるおススメの本は、体験的なルポ漫画になっている物があり、参考になるだけでなく読み物としても興味深く読むことができます。
「33歳漫画家脂肪が脳梗塞になった話」は、昼は会社で働き、夜は漫画を描く生活を続けていたあやめゴン太さんの作品で、朝方に発症して左手足がマヒし、発症から7時間後に病院を受診してからの実録が描かれています。発症後の治療や脳梗塞リハビリから、治療費や回復の過程など発症から復帰までの出来事を明るめのタッチで描かれているためポジティブに読むことができます。
「ずっと健康だと思ってた。34歳脳こうそく克服記」は、絵本作家で保育士の有田名央さんが、朝方に突然発症し、頭痛と左半身のマヒがありながらも寝ていれば治るかな、と軽く考えてしまい、13時間後に受診したお話です。精神的な落ち込みや家族との衝突などのヘビーな内容もありますが、ポップな絵柄で軽やかに描かれています。リハビリをはじめ、カテーテル検査の辛さや治療費の話などリアリティをほのぼのと笑いを交えた漫画にです。
「マンガでわかる脳卒中回復期」は、血栓溶解やステント挿入術後に発症の当日や翌日から行われるようになってきている急性期のリハビリから、2週間から1か月後に始まる回復期リハビリについて詳しく書かれています。回復期リハビリ病棟での患者や家族、病院の医療チームの様子を分かりやすいマンガで描いた作品です。軽症例の職場復帰や中等症例の在宅復帰、重症例の食事リハビリなど3つの目標別のエピソードで描かれています。
専門的な用語や医療保険、介護保険の仕組みなどについてもコラムで丁寧に解説されているため、これから回復を目指してリハビリに取り組む患者さんや家族、友人などにおすすめです。リハビリテーション病院やリハビリ専門施設の専門家が監修しており、専門的な内容を正確にわかりやすく描いています。
実践的な内容が豊富で、暗くなりがちな内容を軽やかに描写しており、リハビリへの不安が軽減される一冊です。脳梗塞は、気付かずに対応が遅れてしまうことで、命の危険やマヒの危険が高まるため、早期発見と早期対応が重要といわれっています。患者本人の辛さはもちろんですが、周りの家族の辛さも大きく、どちらも病気に気づいてあげられなかったと後悔する家族の姿が描かれています。
脳梗塞に関する知識を持つことは、自分の異変に気付くだけではなく、家族の異変に気付いて対応することや脳梗塞リハビリを乗り越え、機能を回復させて健康的で楽しい生活を取り戻すことなど、脳梗塞にまつわるあらゆることの参考になります。発症から、4時間半以内に受診できれば、脳内で詰まった血の塊を薬でとかすことができ、後遺症も軽くなる病気です。また、発症してしまい後遺症が残ると気持ちがふさいでしまう物ですが、他にも頑張って克服した人がいることを知ることで、リハビリに取り組む気持ちの支えにもなります。読みやすい漫画でも、しっかりと脳梗塞や脳梗塞リハビリについて学ぶことができるので、脳梗塞にかかわりがあるという人はもちろんですが、脳梗塞とはかかわりがないという人にもおすすめです。




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