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いい姿勢ってなに?
2020.02.11
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
鼻歌って伝染しますよね。
「トイレにわあぁぁ、それはぁ、それはきれいなぁぁ
女神さまがぁ、いぃるぅぅんやでぇぇ」
トイレ掃除で田邊が歌う「トイレの神様」。
脳内リピート再生中です☆ 岡田です。
そんな田邊の前回のブログを受けて、
今回は「いい姿勢ってなに?」 についてです。
ある利用者さんは、
「姿勢を気にして歩くと、膝が痛くなる」とおっしゃっていました。
その方は麻痺の程度はそれほど重くないのに、痛みと動きにくさを訴えます。
「姿勢が悪いといわれて気をつけています」
「背中が丸いのが気になります」
そんな方もご利用者さんでもよくみえます。
多くの人は姿勢をよくしようとすると、背筋をピーーーンと伸ばしている方が多いです。
姿勢を気にすることは大切です。
しかし、見た目の形にこだわりすぎると、
逆に痛みや動きにくさを引き起こすこともあるんです。
例えていうと、、、
・背中が曲がっててもチャキチャキ畑仕事をする、おばあちゃん。
・背中が伸びてて筋肉マッチョなのに腰痛で苦しんでいる、青年。
見た目の姿勢が悪くても特に問題がない人もいるし、
見た目が良くても日常生活に問題がある人もいます。
両者は何が違うんでしょうか?
先程の膝を痛める利用者さんは、
歩きの印象は身体をガチガチにしてあるいているようでした。
その状態で姿勢を意識すると、確かに関節のどこかに負担がかかりやすいです。
大事なことは、ざっくり言ったら柔軟性。
筋肉や関節に柔軟性があって、しなやかかどうかってことです。
姿勢は、見た目がまっすぐなのがいいわけではありません。
しやなかで姿勢の選択するバリエーションがあるかどうか、が重要です。
姿勢選択能力が高い(いろんな姿勢がとれる)と運動パフォーマンス能力も高いともいわれています。
背骨の図をみると、小さい骨が積み上がっているのがわかります。
そして、もともと弯曲しているんです。
一つひとつの骨が連動して動くことで、
・負担を分散して痛みが出にくくなること。
・いろんな方向に動きやすくなること。
などの効果がみられてきます。
なので、
背中が伸びているだけでなく、しっかり曲げれたり、捻れたり、
動き方の方向や範囲が広がることが大切です。
その中で、見た目の姿勢も変わっていくことが理想です。
日頃のストレッチは大切ですね。
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