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脳梗塞のリハビリ、体幹鍛えたほうがいいですか?
2018.07.03
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

7月になりましたね。
よく患者さんから
体幹鍛えた方がいいですか?
とお聞きします。
保険外で実施している方なので
訓練のことや身体のことが詳しい方もいます。
体幹一時期から流行りましたね。
体幹とは
広い意味で肋骨や背骨、骨盤をさします。
いわゆる胴体です。
身体の中心で
とても大切なところです。
コアトレーニングというのも
流行ってますね。
体幹て
手足に比べると
意識して動かすところではりません。
だから
リハビリで動かしたことない
という方も中にはいます。
動かない手を
動かすことに
集中していますが・・・
伸ばした手に対して
背中は曲がったままで
お尻がしっかり支えていない
そんなことがあります。
手を伸ばす背景には
それを支える脇役がいます。
体幹だったり、肩だったり。
姿勢があって
運動を保証するところがあって
手が運動できるます。
土台がグラグラだと
手足は変に力が入ったり
細かい動きがしづらくなります。
字を書く練習をするとき
全体像をみることが大切です。
書道がそうだと思います。
体幹を鍛えれば
手を伸ばしやすくなるか・・・
伸ばしやすくなるかもしれませんが
手を伸ばしたとき
主役は手です。
手という主役を
動かしやすくするために
脇役という肩や体幹が
働かなければなりません。
手に対して働く体幹
これが大切と考えています。
体幹を徹底して鍛えるのも
もちろんいいですが、
手を伸ばすという課題
日常生活での目標にするなら
手と体幹、手と足、
まとめると
姿勢の中の手
を考えることが大切なはずです。
手は外部依存します。
何を握るのか
何をこの手に持つのか。
それに合わせて
手を調整します。
ペットボトルを持つのか
タオルを持つのか
その力加減は全然違います。
それに合わせて
肩や体幹の働きが変わる。
その柔軟性、適応性
が大切です。
多くの患者さんが
動作の始めから終わりまで
全力投球です。
疲れやすいです・・・
それは疲れやすいですよ。
動きが非効率だからです。
箸を持つ。
手をつなぐ。
バイバイする。
歩くときの手。
立つときの手。
頬杖をつく手。
支える手。
その力加減はそれぞれで
それに合わせて
課題や環境に合わせて
全身の姿勢は変化します。
課題、環境に合わせ
姿勢をみる必要があります。
体幹を鍛えるときの手足
手足をつかうときの体幹
言ってしまえば全部ですね。
一人の人の身体ですから
切っても切れないです。
身体と心もそうです。
切っても切れないです。
姿勢が疲れると
心も疲れてやる気がなくなったりします。
姿勢がシャキーンとすると
何かやってみようと思えたりします。
失恋など、ショックなことがあると
背中は丸くなって、世間がみえなくなります。
昇給など、嬉しいことがあると
目は開いて輝き、背筋が伸びて世間が明るくなります。
今みさせてもらっている方の
姿勢が変わり、動作が変わり
心が変われば嬉しいです。
そして、その方の家族や友達
周りにいる方も一緒にいて
明るくなれば、とても良いリハビリテーション
になるでしょう。
そう思って
いつも手を使っています。
話がそれましたが
体幹なぜ鍛えたいかによります。
姿勢という全身をみること
姿勢と心という、人をみること
課題と環境という、世間をみること
大切です。
まずは姿勢から振り返ってみてください。




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