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171.脳梗塞はそもそも治るのか?
2017.10.30
リハビリの現場の様子を
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リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

脳梗塞は、日本の死因4位にも位置する脳卒中のうちの一つで、イメージとしては死亡リスクの高い 病気、生きていても障害の残る生活を送らなくてはならなくなるというような印象をもたれている方も 多いかと思います。 脳梗塞になってしまうと様々な後遺症があらわれるケースが多くなりますが、これらの症状を完治さ せることは可能なのでしょうか? 今回は脳梗塞という病気が完治するのかどうかについて紹介します。
■脳梗塞は完治するのか?
脳梗塞という病気は一度起きてしまうと、死亡リスクや後遺症リスクが跳ね上がってしまいます。 しかし、それでも完治させることは可能で、予後が良ければ後遺症もほとんど残らないということもあ るのです。 では、どうすれば完治させることができるのでしょう? 一番のポイントは、何と言っても発症してからなるべく早く治療するということです。 一般的に脳梗塞発症後72時間以内に治療を受けないと、脳細胞の壊死によって脳機能が復活
せず、後遺症が残ってしまうと言われています。 72時間以内に行われる治療方法は、主に血管を塞ぐ血栓を取り除くために投与される「血栓溶解
剤」による治療です。これが一番の方法と言えるでしょう。 脳細胞の壊死が始まってしまう前に血栓溶解剤を使い、血栓をなくして再び血流が戻れば、細胞 も復活しやすいのです。
■リハビリも早めが肝心!
脳梗塞において治療はもちろんですが、リハビリも重要なものになってきます。 脳梗塞には様々な後遺症がありますが、中でも起こりやすいと言われているのが、体の麻痺です。 例えば脳の右側に脳梗塞が発症すれば、左半身に異常がみられ、脳の左側に脳梗塞が発症す れば、右半身に異常がみられる場合があります。
半身が麻痺してしまうと、日常生活にも支障をきたしてしまうようになるので、なるべく麻痺の後遺症 は防ぎたいものです。
脳梗塞を発症してから1ヶ月以内にはリハビリを開始し、体を動かしていくようにしましょう。
ただし、いきなり体を動かすようなリハビリは体に大きな負担がかかってしまうため、あまり良くありま せん。 まずは手足をベッドの上で動かしてみたり、ベッドから上半身だけを起き上がらせるような練習から 始めていき、徐々に体の調子を戻していくことが大切です。
脳梗塞の完治は早めに治療を受けないと難しいという部分があります。
自分の体がいつもとは違うと感じたら、早めに医療機関で診察を受けてみましょう。 そうすることで、完治する可能性も高まります。




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