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169.脳梗塞後遺症緩和リハビリ

2017.10.28

脳梗塞をはじめとする脳疾患を発症してしまうと、その後高確率で「後遺症」が体に残ると言わ れています。 後遺症の代表的な例としては、片麻痺(壊死した脳とは反対側の半身に麻痺が起こる)があり、 これは脳梗塞の重症患者であれば必ず残る後遺症のようです。
体が麻痺状態になってしまうと麻痺によって筋肉や関節の動きが制限されてしまうため、日常 的によく使う動作である「立つこと」・「座ること」ですら困難になってしまいます。 また今はかろうじて動かせる状態にあったとしても、今後リハビリをしないままでいると、どんどん 関節が強張って、いつか本当に動かせなくなる日が来てしまうという可能性も高いです。 ですから、脳梗塞になった場合には長期的なリハビリが必要になるということを覚えておきましょ
■脳梗塞の後遺症を緩和するリハビリ
脳梗塞のリハビリは大きく分けて2つの種類に分類されます。 1つ目は、「もとの日常に近い生活を送るための身体能力の回復」。 2つ目は、「再発防止に努めること」です。
脳梗塞によってもたらされる後遺症は、なにも身体面の障害だけではありません。 人によっては、感覚障害(熱い・冷たい・痛いなどの感覚が分からなくなる)、高次機能障害(感
情や思考がコントロールできなくなる)、また言語障害(話す・聞く・書くができなくなる)が生じるこ ともあります。 ですから、その人の障害に合わせたリハビリが必要になるのです。
■リハビリの例
脳梗塞を発症し、迅速な治療が重要になる「急性期」においては、容態が落ち着きしだいリハ ビリが始まります。 この期間のリハビリの内容としては、ベッドから起き上がる練習、車いすへ移る練習、歩行訓練、
そのほか関節や筋肉の柔軟などが挙げられます。 「急性期」のような全身状態での治療が不要になってくる「回復期」では、在宅療養を最終目
標においたリハビリがはじまります。 障害の軽重に合わせて器具や道具を使った作業訓練が行われ、日常的に使うであろう機能 の回復と生活向上を目指してリハビリが続きます。
先ほど紹介した重度の障害である「言語障害」を発症している場合には、聞く・話す・読む・書く といった能力がどれほど残っているのかということを加味しながら、その人の能力に応じてリハビ リメニューが組まれます。
高次脳機能障害のリハビリは、医療機関や国の行政によって違いがあるため、一概にどんなリ ハビリ方法があるか分かりません。 リハビリで重要なことは、その人の残存能力をしっかり理解し、それに有効であるリハビリを少し でも早く始めることです。

石垣所長のリハビリブログ



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