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127,脳梗塞による後遺症の症状とは?
2017.09.12
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
脳梗塞の後遺症には、いくつかの症状が存在し、それぞれに対処が異なります。共通点はどれも 日常の生活に影響を及ぼし、それが完治することは早々ないということです。ですからリハビリによっ て訓練を行い、失った機能を回復させ、正常な機能を活用しつつできるだけ元の生活に近い状態
を目指すのが大事なのです。今回は脳梗塞の後遺症、その症状について解説します。
「脳梗塞後遺症の種類
脳梗塞後遺症には、大きく分けて高次脳機能障、神経障害、そして精神障害の3つがあります。
・高次脳機能障害
高次機能障害とは、認知力、記憶力、学習力、注意力、判断力、言語能力に障害を残してしまう 症状の総称です。例として認知力に障害が出た場合、見えている景色を説明できなかったり、人の
顔が見分けられないなどの症状が出ます。 注意力に症状が出れば、料理をしていておかずを作るのに夢中になり煮物をふきこぼしてしまった り、外で洗濯物を干している時に落ち葉などが気になって掃除を始めてしまったりなどです。
・神経障害
神経障害では脳細胞や神経細胞にダメージが入り、感覚麻痺、運動神経麻痺、視覚障害、嚥下 障害、排尿障害などが出ます。感覚や運動神経に麻痺が出た場合、だいたい体の片側に症状が 強く出ることが多く、半身麻痺や半身不随、片麻痺などと呼ばれることも多いです。
・精神障害
精神障害は、脳の中の精神状態や心理状態をコントロールする部分や連結している部分がダメー ジを受けた際に見られる症状です。脳梗塞を発症した後に性格や人格が変わったと周りに見られ ることがあり、穏やかな性格になったり、怒りっぽくなったりすることもあり、主に家族や友人が気付く ことが多いです。また脳梗塞などの後にうつになることもあります。
■脳梗塞後遺症の原因
脳梗塞でなぜ後遺症が残ってしまうのでしょうか。脳の血管が詰まり、その先の脳細胞に栄養が届 かなくなることで脳梗塞は起きてしまいます。 人間が何も食べないと餓死してしまうように栄養が足りなくなった脳細胞は少しずつ衰弱し、脳細胞 もそのうち死んでしまいます。死んだ脳細胞が復活することはないと言われており、その脳細胞が担
当していた機能は低下、もしくは失われてしまいます。 そのため後遺症が残ってしまうのです。
しかし、脳細胞が死んでも、人体とは不思議なもので、他の神経をつなぎ直したり、脳の他の部位 が代わりに機能を担当することで機能が回復に向かうこともあります。
そうするにはリハビリで何度も練習し、脳を活性化させてやらなければなりません。
と思っていた細胞が実は生きていて、長い時間をかけてゆっくりと戻ってくることもありま す。脳梗塞の後遺症が出た後も悲観的にならず、リハビリを続け元の生活に戻れるように頑張って みましょう。
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