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脳卒中後遺症のための、感覚のリハビリ
2018.05.10

5月10日 伏見も風がありあすが、過ごしやすい良い天気です。
今日は「脳のなかの身体」という書籍から引用します。
身体を動かすだけでは不十分です。
感じるために動くことが必要です。
運動というのは、自分自身あるいは外部世界を認知するためのものです。
大きな力を要する運動、すばやく大きな移動を要するような運動の練習はあまり役に立ちません。
脳は、あなたが世界を認知しようとして運動した時にもっとも活性化します。
ですから、あなたは動きを「感じる」練習をしてください。
感じるために注意が必要となればなるほど、脳のかかわり方が大きくなります。
自分の運動や対象物との接触に、いつも最大限の注意を払ってください。
目を閉じて身体を動かしてみるのも一つの方法です。
そして対象物との接触では、特に重量を認識する努力をしてください。
あなたの身体やその部位にも重量があります。
いろんな運動をおこなったときに重量が身体内でどう変化するかも感じてみてください。
誰かほかの人にあなたの身体を動かしてもらうのもよいかもしれません。
そうして、あなたは目を閉じて、自分の身体がどう動いたか、あるいは自分の身体に触れた対象物の特性を感じるために脳を使ってください。
運動を始める前に、自分がおこなおうとしている運動について考えてみてください。
自分の身体がどうなるかを考えてみてください。
身体から、あるいは対象物からどういう情報を得ることになるのかを推測してみてください。
そして運動をおこなった後で、事前に自分が予測したものと実際に感じたものが合致しているかどうかを考えてみてください。
そして、自分の身体が動く感じを脳の中でイメージしてください。
以上の規則を守ると、最初はゆっくりしか動けなくなりますが、それは心配には及びません。
規則を守れば、自分の運動を前より上手にコントロールすることができるはずです。そのうちにもっと早く動けるようになります。
と書かれています。
「身体の声を聴く」
動かすことに目がいきやすいので、ついつい忘れがちですよね。
セラピストにお任せの治療になっていませんか?
オシャベリテーションになっていませんか?
セラピストがニュースの話とか、野球の話とか、、、、
それより大切なものがリハビリ中にはあります。
患者さん自身も治療に参加することは大切です。
患者さんも、セラピストも、もっと身体の声を聴いてみましょう。
自分自身の身体のこと、知らないこと多いです。
自分の身体なのに、、、、、
私自身も、目を閉じて深呼吸することから始めています。
みなさんもぜひ、「身体の声」を聴いてください。
感じようとしてください。




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