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もし大切な人が脳梗塞になったら・・・愛知県名古屋市のリハビリ施設
2018.05.11
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
5月11日とても良い天気です。愛知県名古屋市で脳梗塞リハビリ施設を運営している石垣です。
白川公園を散歩したら気持ちいいだろな、、、、
と思い、今日の投稿を書かせていただきます。
今日は先ほど問い合わせのお電話をいただきました。
奥様が脳梗塞になったと電話をいただきました。
それ以上は個人情報になるので記載できませんが、、、、
私は1年目の頃から、ずっと大切にしている言葉があります。
「リハビリテーションのできない患者さまはありません。
どの患者さま、ご家族に対しても、言い訳の言葉はゆるされません。
治療の責任は全てにわたり、私たち医療者の側にあります。」(ベルタ ボバース)
「患者さまを宝物のように大切に扱いなさい。
誠心誠意をもって。」(カレル ボバース)。
ボバース夫妻の言葉です。
目の前の患者さんが私の大切な人だったら、、、、
きっと昨日の野球の試合の話なんでリハビリ中に言えません。
休み明けにどこに遊びにいってたなんて話し出しません。
コミュニケーションをとることは大切ですが、
どうでもいい話でつくりあげるものではないと思います。
まだ私には経験はありませんが、
大切な人が脳梗塞になったらと、よく考えます。
この仕事に携わり、たくさんの家族とお会いしてきました。
10年近くのお付き合いになる家族もいてくれています。
残念ながら保険でできるリハビリには限界があります。
リハビリは180日でと、医療・介護の制度で終わるものではない。
どこまでやるか、諦めるか、諦めないかは人それぞれです。
リハビリという中身も今は様々です。
通うリハビリ、訪問でのリハビリ、
マンツーマンのリハビリ、集団でのリハビリ、機械でのリハビリ
日常生活自体がリハビリと本当に様々です。
話が少しそれましたが、大切な物を扱うとき手は変わります。
想像してください。
ゴミ袋を持つときの手
赤ちゃんを持つときの手
全然違うと思いませんか?
私は患者さんが大切な人だと思い接しなさいと育ってきました。
だから、大切に扱うよう心がけています。
どうでもいい世間話なんでできません。
よく先生が汗かいてると言われます。ただの汗かきでもありますが、、、、
残念ながら、歩けない人がすぐに走れるようになるとはなりづらいです。
ただ日々行う改善のコツとして、大切に扱う必要があると思います。
セラピストはもちろん、患者さん自身もです。
動かない手足は嫌になります。
朝起きて動かない手
冷蔵庫に行くのも億劫
人前にでるのが嫌
様々なことが暗く見えてしまいがちです。
そうならないよう、早期の時期から大切に扱ってください。
替えのきかないたった一つの身体です。
嫌いにならないよう
大切なものですから
大切にしましょう。
今変わった感じがしなくても
少し先の可能性は変わるかもしれません。
今その可能性をそんなことで無駄にしないでください。
人と人だからできること。
人が人につくす意味。
私はそう信じています。
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