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68. リハビリの種類にはどのようなものがあるのでしょうか?
2017.05.18
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

リハビリはケガや病気を患った人が、いつも通りの生活を送れるように身体機能を回復させるために 行うイメージが強いですが、「完全に元の状態に戻す」ことが最終的な目的ではありません。 ケガや病気によっては、身体的なこともあり従来通りの生活を送るのが難しいということも考えられま す。また同じ疾患にかかったとしても、重症度は人によって異なるため、それぞれに合ったリハビリを 行う必要があるのです。身体機能を回復させるリハビリの内容は、主に「理学療法」「作業療法」「言 語療法」の3種類を組み合わせて行われますが、それぞれのリハビリの特徴はどんなものがあるの でしょうか。
■理学療法を用いたリハビリ
理学療法士の指導のもとで行われる「理学療法リハビリ」は、日常生活に必要な運動機能を回復さ せる目的で行われます。 このリハビリは、弱った筋肉を動かして、立つ・座る・起きるなどの基本動作ができるようにトレーニン
グが組まれており、ストレッチや筋力トレーニングがこれに当てはまります。 患者の回復度やリハビリの進行具合によっては、専用の器具を使うこともあり、その人がもともと持っ ていた運動機能に近いレベルまでの回復を目指します。
■作業療法を用いたリハビリ
作業療法は、精神疾患やうつ病などの心の疾患によって失われてしまった機能を回復させるため に行うトレーニングのことです。
絵を描いたり、手先を使う作業を通して、その人が以前の生活の中で当たり前に行っていた作業を 再びできるように、トレーニングメニューを組んでいきます。
■言語聴覚を用いたリハビリ
ケガや病気、また先天性の疾患などで言語機能に障害を負ってしまった場合には、この言語聴覚 リハビリトレーニングが行われます。
聞く・話すといった一般的な動作から、食べ物を飲み込むといった嚥下機能までサポートできるた め、言語聴覚機能全般のコミュニケーションを手助けします。
リハビリはトレーニングを受けることが目的ではなく、以前の生活に近い日常を送れるようにするため の手段でしかありません。
・○○ができるようになりたい ・自分の力で○○に行ってみたい
このような具体的な目標を持ってリハビリに挑むことが大切です。 リハビリが必要になる疾患として、第一に脳梗塞などの脳疾患が挙げられますが、こういった重疾患
にかかったとしても、その後の人生を楽しく過ごせるように身体的・精神的なサポートを行う態勢が
整っています。 それぞれのペースでトレーニングを続けていきましょう。




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