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脳梗塞のリハビリでやる気が出ないときのモチベーションアップ法
2018.03.14
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
脳梗塞リハビリを効果的にやり続けるには、如何に患者のモチベーションを維持し続けるかという事が重要です。しかしリハビリをやっていても、中々思ったように体が回復しないと、焦りや苛立ちから患者のやる気が低下してしまう事も少なくありません。
では患者が脳梗塞リハビリのやる気がなくなった時に、どうすればモチベーションを上げる事が出来るかというと色々方法があります。まずリハビリでは患者が主体になるという事です。脳梗塞リハビリを行う場合、実施計画や指導のほとんどは医師やリハビリスタッフが主導権をもって実施する事になります。しかし実際スタッフが行うのは、患者が職場復帰や社会復帰出来る為のサポートという事を忘れてはいけません。特に経験の浅いスタッフは、患者の本来持っている運動能力や体のクセ等を見る事無くマニュアル通りにリハビリを進めようとしがちです。その結果、患者の能力以上のリハビリを実施する事になり、やる気をなくしてしまうケースもあります。
そうならない為には、とにかく患者を主体にして、どういうリハビリを行いたいか等をきちんと事前にヒアリングして、実施計画の段階から相談しながら開始するという事が重要です。そうする事で患者のモチベーションを上げる事が出来ます。また医師やスタッフが脳梗塞リハビリのつらさや大変さを理解して、寄り添うという事も大切です。脳梗塞等の疾患にかかると、昨日までは普通に出来た事が急に出来なくなったり、体が思うように動かないという精神的ショックから、中々やる気が出ないというケースもよくあります。
そういう時に、医師やスタッフ、家族が過剰にリハビリをやろうと促すと、患者は目標や意味を中々見出す事が出来ず、モチベーションも下がってしまいます。そこで、患者の体が思うように動かない辛さを理解して、気持ちに寄り添いながら、今は体が動かなくても、努力をすれば少しずつ動くようになると前向きな助言をかけるという事が重要です。
他にも、ただ患者を激励するだけでなく、自分の事を理解してくれていると実感させる事も必要です。一般的にリハビリスタッフの声かけは命令ではなく、指導でなければなりません。そして否定的な言葉を使用せず、過剰に激励するよりも、自分に理解者がいるという事を感じてもらう事が大切です。とにかくなかなか脳梗塞リハビリが上手くいかず、いらだっている患者に対して否定的な事を言うのではなく、かといって過剰に褒めるのでもなく、現状で出来るようになった事を見つけて肯定する事で、やる気を上げさせる事が重要です。
例えば「これが出来ないと部屋に戻れないですよ」とか、「きちんとリハビリをしないといつまで経っても回復しませんよ」等の否定的な声かけはいけません。これでは患者のモチベーションも下がってしまいます。
そこで「昨日より出来るようになりましたね」とか、例え出来る事が増えない時でも「毎日続ける事が大切ですね」等肯定的な声かけを常に心掛けるようにしましょう。それでもどうしても患者がリハビリをやりたがらない時は、何故やりたくないのかをヒアリングした上で、他の代替案を提案するというのも良いです。
患者にとって、脳梗塞等の病気で運動機能や身体能力が著しく低下している状態だと、中々自分を肯定し、やる気を維持し続ける事は非常に難しいです。その為医師やスタッフ、家族に対して苛立ちを露わにする事も良くあります。そうした時に周りから否定的な対応をされてしまうと、さらに脳梗塞リハビリに対するモチベーションも下がってしまいますので、リハビリ中は特に患者のメンタル面のサポートをするという事が何より重要です。
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