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64,半身麻痺のリハビリ
2017.05.17

脳梗塞になったことで、その後遺症として半身麻痺になる人は多くいます。半身麻痺は体の片側の みに起こる麻痺で、脳の一部分がダメージを負い損傷したことによって引き起こされるのです。 半身麻痺になったからといって諦めるのではなく、早めにリハビリを行うことで症状を軽減することも できます。機能を回復させるためにも、無理をしない程度にリハビリを行っていきましょう。
■リハビリを始めるならいつからが良い?
脳梗塞になり後遺症として半身麻痺になった場合、できるだけ早い段階でリハビリを始めた方が良 いと言われていますが、半身麻痺は回復するまでの期間が発症してから2ヶ月から3ヶ月がピークと
言われています。 発症後半年から1年ほどで病院でのリハビリが打ち切りになることもあり、半年を過ぎてからのリハビリ で麻痺が治っていないのであれば、完治は難しいと言えるでしょう。
脳梗塞を発症してから約1ヶ月間は「急性期」と呼ばれる期間です。 治療や診断が行われ、寝たきりになってしまうと廃用症候群を引き起こす可能性もあるため、その 予防を優先的に行います。その後、6ヶ月までは「回復期」と呼ばれ、回復を目指してリハビリを行い ます。6ヶ月以降からは「維持期」となり、リハビリによって回復した機能を維持していくリハビリを行い ます。作業療法士や理学療法士によるリハビリだけではなく、自分で行える範囲の日常行動を進ん で取り組むようにしましょう。
■廃用症候群とは?
脳梗塞になると、急性期には廃用症候群を発症してしまうリスクがあります。 体を安静にしていることで長い時間運動機能を使わなくなってしまうので、様々な機能低下が予測 されます。 症状としては、心肺機能低下や消化機能低下、誤嚥性肺炎などのほか、筋肉の萎縮や褥瘡など の全身や体の一部の機能が低下するものに加えて、うつ病や見当識障害など精神や神経に関係 する機能の障害を引き起こす可能性もあるのです。
なので、急性期には半身麻痺のリハビリよりも廃用症候群のリハビリを優先的に行います。
■急性期に行うリハビリの内容
急性期でのリハビリは廃用症候群の予防が優先されますが、脳梗塞による半身麻痺が残る可能性 を下げるリハビリも行います。
・体位交換
寝たきりになっていると寝返りがうてないので、疼痛・褥瘡・拘縮の予防のために体位交換を定期的 に行います。
·可動域訓練 安静にしているため、動かないでいると関節や筋肉が固まってしまいます。 そのことを防ぐためにもストレッチやマッサージなどを行って可動域訓練をしていくのです。
脳梗塞になり半身麻痺になってしまった場合には、早めのリハビリが重要です。 無理をしてしまうと身体に多くの負担が掛かってしまうので注意をしながら行っていきましょう。




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