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これでわかる!!なぜ?自費リハビリができたのか?
2021.05.24
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

名古屋初に自費リハビリを立ち上げ4年
あれから自費リハ施設が増えました。
自費リハビリのパイオニアとも
今では言われるようになりました。石垣です。
「最近よく見るようになった」
「なんでこんなに増えたの?」
「どうせ儲かるからでしょ?」
「似たような名前のとこあるよね」
なぜ?この数年で急激に増えたのでしょうか?
数年前までは世の中に出回っておらず、ここ最近までは医療介護、福祉に携わる専門職種も「自費リハビリ?何それ?」と不明確なものでした。
現在は自費リハビリ施設が増え、検索される方や実際に利用される方も増えたことで、金額やどのようなリハビリをするのか認知されるようになってきました。
しかし、まだまだ実態が不明確な自費リハビリ。
今回は、そもそも
なぜ「自費リハビリができたのか?」
ということについて書かせていただきます。
結論
「リハビリ難民の続出!!」
1~3の内容でお伝えします。
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1)回復期リハビリ病棟の退院後も障害が残る
2)外来リハビリでの算定日数上限などの制限
3)介護保険でリハビリはあるが集団リハビリが多い
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1)回復期リハビリ病棟の退院後も障害が残る
「後遺症」が在るということ。また生活が退院後も困難である、不自由であるということ。回復期リハビリ病棟では、入院の日数制限が設けられています。そのため、決められた入院期日の中で「自宅に帰る」ことを目的にリハビリを実施します。機能回復はもちろんだが、退院後生活できなければいけない。そのために日常生活を自立に向けたリハビリテーションを回復期リハビリ病棟で実施します。
しかし、多くの方が退院後も心身に不自由があり、すぐに社会復帰できない方や介護を必要とする方は少なくありません。デイケアやデイサービス、訪問リハビリなども利用しながら、機能維持を図る必要があります。
2)外来リハビリでの算定日数上限などの制限
回復期リハビリ病院の入院日数に制限があったように、退院後の外来リハビリ(通院でのリハビリ)にも算定日数上限があります。本当はリハビリをもっと受けたいのに厚生労働省が定めた上限があるため、それ以上のリハビリを受ける場合は実費になります。また外来リハビリは今行っていない施設も多く、母数が少ない状況です。デイサービスなどは、高齢の方が多く通われており、若年層の方には大変通いづらく、外来リハビリを希望される方が多いです。しかし、そのような方をいつまでも受け入れられるような場所がありません。そのため「もっとリハビリを受けたい」という想いがあるのに、受けられないという状況がおきています。
3)介護保険でリハビリはあるが集団リハビリが多い
介護保険でのリハビリでは、リハビリデイサービスなどで集団体操などのリハビリ内容が多く、どうしても個別的なリハビリの内容が難しい状況です。個別となっても、置かれた機械での運動を実施する筋力トレーニングが多く、個別の身体状況や目標に合わせてのリハビリが時間をかけて行えません。また介護保険の目的は「機能維持」であり、生活の自立度を下げないなどが目標になりやすいのが現状です。
1~3のように入院期間に制限があり、退院後も保険による制約があります。そのため、「リハビリを受けたくても受けられない」⇒リハビリ難民が誕生するということになります。
また働き盛り世代、40歳~60歳代の方で病気を持たれる方が増えています。
介護保険では高齢者向けが多く、通いづらい。機能改善よりも機能維持が目的。
人生が長い働き盛りには、リハビリに対して不満を感じる人は少なくない状況です。
そのような社会の現状から自費リハビリが誕生しました。
保険がきかないため費用的な負担はありますが、個別の目標に合わせてマンツーマンでリハビリ指導ができる。時間も外来リハビリや介護保険でのリハビリよりも長く実施できる(60分以上が多い)。
現在は多くの自費リハビリ施設が増えています。
お試し体験を受け、本当に改善するのか?
自分のイメージにあったリハビリが受けられるのか?
リハビリの先生との相性はどうか?
ぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
▽写真をクリックすると「自費リハビリとは?」
の解説動画が視聴できますよ▽




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