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麻痺した手足はどのくらい良くなるの?~お問い合わせでのやりとり~
2019.07.27
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
台風が来ていますね。
出勤時には雨は降っておらず、店に到着した途端、嵐っぽさが出てきたから、「私は天に認められた社畜なんだ…」と自覚しました、田邊です。
みなさんは、本日外出を控えていただき、おうちでゆっくり安全に過ごしてくださいね。。。(羨ましい)
最近お問い合わせで、
「△年経過している半側麻痺なんですけど、どのくらい良くなりますか?もし、どのくらい良くなるか分かったとして、それは他の病院やデイサービスなどでリハビリを受ければ同じくらい良くなりますか?」
と尋ねられます。
回答としては、
「難しいです。」
この質問を多く頂くので、
もしかして皆さん気になっているところなのかしら?
と気づいたので、ここに理由等を綴っておきますね。
「難しい」と答えた理由としては、
「セラピストによって、技術に差がある」からです。
個々のセラピストによって、ものの見方、触れ方、考え方、知識、技術、性別など様々なものが異なります。
私たちと利用者さん(患者さん)は対人関係にもあるので、「合う/合わない」というのも、勿論考慮しなければなりません。
他のサービス業と異なるのは、
私たちの職は対象者と密な関わりになることです。
前回のブログでもありますように、
私たちはとことん向き合います。
特に私の場合は、
利用者さん(過去には患者さん)と、時には口論になりますし、なりました。
時には否定しあい、肯定しあい、助け合います。
そうしてでしか、得られないものもあるから。
私は器用な人間関係を築くことが、どうも苦手なようなので、そのような形になることもあります。
もちろん、その度に反省します。(3秒くらい)
話がそれましたが、このように個々のセラピストによって、対象者の潜在能力の引き出し方・程度は異なります。
私の中での方程式があります。
(対象者の能力×Thの能力)÷介入時間=対象者の潜在能力
と考えています。
なので
「△年経過している半側麻痺なんですけど、どのくらい良くなりますか?もし、どのくらい良くなるか分かったとして、それは他の病院やデイサービスなどでリハビリを受ければ同じくらい良くなりますか?」
の質問に対しては、
「私とあなた(対象者さん)では、このくらいの期間でこの程度改善することが可能だと思います」という回答になります。
以上のことを端的に述べようと思うと、
「私や石垣が介入したらこの位だけど、申し訳ないが他は知らん」
になっちゃうんです。(てへ)
あらやだ。いつの間にか雨足が強くなってる。
せっかく発揮した社畜っぷりですが、
台風の為キャンセルの方もみえるし(キャンセル大正解だと思う)、
ゆっくり、雑務して午後に備えよ~っと。
ほな!!
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