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リハビリテーション?筋トレ?マッサージ?運動?
2019.05.16
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
飼っている猫が最近になってなぜか、トイレのすぐわきで糞をするようになり、朝は素敵な香りに包まれて強制的に目が覚める田邊です。(ほんっと臭い。目覚め最悪☆)
さて皆さん、リハビリテーションの起源はご存知でしょうか?
今日は少しリハビリの歴史についてお話させていただきましょうかね。
フランスの聖女ジャンヌ・ダルクは皆さんご存知かと思います。
彼女は熱心なキリシタンであり、乙女にして軍人という、その当時としてはとても変わった女性でした。
戦争では彼女の活躍のおかげでフランス軍は見事勝利を収めましたが、「神のお告げ聴く」という発言は宗教裁判にて「虚偽」とされ、「悪魔の囁きを聴く者」という発言が通り、彼女は「魔女」と決め付けられ、「異端者」というレッテルが貼られ、極刑という、最も重い判決が下されました。
そして彼女は、群衆の目の前で裸体を曝され火炙りの刑に処されます。
(当時19歳)
非常に残酷で、耐え難い仕打ちです。
そんな不名誉な最期であった彼女の「異端者である宣告の取り消し」を求め、勝訴した裁判、それが、「リハビリテーション裁判」です。
彼女がこの世を去った、25年後のことです。
全人的な名誉・尊厳の回復こそが、リハビリテーションという言葉の始まりです。
少し意外に感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。
近年リハビリテーションと聞くと「筋トレ」や「マッサージ」「運動」というイメージですよね。
歴史を勉強する以前、私自身もそうでした。
本来リハビリテーションとは、日本語で「全人間的復権」です。
文字を読みほどくと「人間らしい権利を復活させる」といったところでしょうか。
運動することだけがリハビリじゃない。
筋トレをするだけがリハビリじゃない。
動作を練習するだけがリハビリじゃない。
十人十色とはよくいったもので、
どのような環境で育ち、どのような思考・価値をもって今を生きているかは、一人一人確実に異なり、「その人”たらしめる”もの」は、皆違います。
「あなたを”あなた”たらしめる」そのものの獲得こそが、リハビリテーションと、「今の私」は思います。
各個人によって異なる”それ”を見出し・追求し、表現できるようにするお手伝いがジャンヌ・ダルクのリハビリテーション裁判から受け継いだ現代に生きる我々が行うべき「”生きている間”のリハビリテーション」。
生きている間にだからこそ、意味があります。
ジャンヌのように亡くなってからでは遅いです。
私たちセラピストはその重みを理解しているからこそ、
休日を返上し講習会や勉強会に参加し、
少しでも”それ”を見出す技術を研鑽し知見を得に各地へ赴くのです。
その手段や知見を広げる会が今週末、山梨で開催されます。
「活動分析研究大会」
近年まれに見る、シングルケーススタディを主とし進めている会です。
現代の医療は、統計化が大前提にあるため、一人の症例を追求する内容の発表は少なくなっています。
数値に拘らず目の前の現象にこだわり、諦め悪くとことん突き詰めて実践した結果をありのまま発表し、皆で意見交換をするという、きっと現代にはそぐわない場ですね。
わたしは、そんな職人気質なセラピストたちが大好きです。
一人一人に逃げずに向き合い、時に叱られながら非難されながらも、正しいと思う道を模索するその姿を、非常に美しいと感じるのです。
そんな素敵な会に当施設の石垣が参加します。
(私はお仕事があるので、残念ながら居残りです。)
発表はしませんが、きっと良い刺激・エキスを吸収し、皆さまのお役に立つ知見を得てくることでしょう。
さて、居残りの私は羨ましさを胸に、書類仕事でもやっつけます。(泣)
こいつの顔、腹たつわー!笑
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