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回復期リハビリの裏話
2019.10.24
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

まだ扇風機つけて寝てます。
暑がりは大変ですよ。石垣です。
講習会活動をさせていただいており
患者さんを良くしたい!という気持ちで勉強会に参加している療法士の先生方から、
「勉強できる良い職場はありませんか?」と
質問を受けることがあります。
立場上このような質問をよくうけるのですが、
それがとても難しいんですよ・・・
なぜでしょう??
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の求人はたくさんあるのですが・・・・
きっと患者さんやご利用者さんはみないでしょう。
勉強会っていうと、机の上の勉強をイメージされるかもしれませんが、
私たちの勉強会は、対象者の方を分析し、その人に合わせて介入する。
そのような勉強会をしております。
「技術を磨く」ことが大切だと思っていますから!!!!
人は十人十色ですよね?
1人1人違うので、目の前の方を分析して、どうしたらできるようになるか。
をみんなで磨いております。
しかし、最近はそのような会が減ってきております。
なぜだと思いますか??
単純に「難しい」からです。
例えば、立ち上がり。
①左手でこのように膝をもって
②上肢をこのようにもって
など、方法が決まっていると簡単ですよね。
リハビリの取扱説明書みたいなのがあれば・・・・・
けど、こんなのあるようでないんですよ。
だって、1人1人みんな違いますから・・・
だから、私たちは技術職であり、学び続けなければなりません。
しかーーし!!
難しいから、みんなやりたがりません。
じゃあ、どうなるかって?
最近では、患者さんに触ってはいけない。
そんな施設もあるようです。
口で見守り、応援するんですかね?
回数を数えるんですかね??
私はそのような現場を知らないですが、そんな現場が増えているらしいです。
「家族でもできるんじゃん」
「介護さんにお願いしたらええやん」
って聞いたことがあります。
リハビリもマクドナルド化しているようですよ。
私たちみたいに、創作料理をつくっているようなところは減っています。
先ほどの求人の話ですが、
とある求人票には「マニュアルがあり誰でもできる、安心して働ける職場」とかかれています。
ベテランがやろうが、新人さんがやろうが、ほぼ同じにできるシステム。
確かにこれはすごいかもしれません。
もう、ベテランいらないですよね。
ベテランは現場ではなく、管理のベテランなのでしょうか。
安定はしていますが、「よくなりたい」と思っている方にはどうでしょうか?
マニュアル以上をやっていくことって、なかなか難しいです。
そのように決められているから、それ以上のことやると、違反になっり・・・・
せっかく安心して働けるマニュアルがあるのをやぶるのは至難の業かも。
誰でもできるリハビリが増え、療法士の年収も下がりつつあります。
でも
未来がないと言われてもいますが、未来がないのはあなた自身で、療法士はこれからも必要なんです。
職人のような療法士は世の中に減っているが、います。
そんな職場も少ないですが、ゼロではありません。
療法士の業界って、こんなんですよ。困難ですね。
リハビリを受ける方、リハビリを提供する方、ともに明るい未来があることを願います。
みなさんにとって、リハビリの先に楽しみがありますように。
写真は、自主訓練ができるようになってきて、その時の笑顔です。
肩の痛みが減ってきましたね。




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