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脳梗塞リハビリは、筋トレだけではないということ
2018.06.26

6月26日 栄も暑いですね。
ついさっきの
リハビリ内容を
投稿したいと思います。
杖無しであるける
50歳の男性
左の麻痺があります。
左手は
手指曲げ伸ばしできますが
母指と小指が合う
対立運動がしづらく
物を握る力が弱い
ということです。
介入前の握力は12.8でした。
握手した手は
フィット感が乏しく
右に比べて
適応性の乏しさがみられます。
介入では、
手掌が大きく
指から伸びていく感じを
お伝えしました。
介入後の握力は
15.2でした。
他にも足とか体幹を
リハビリしたのもありますが
特に筋トレはしていません。
私のところにみえる方?
多くの方が
筋トレをしている方がみえます。
ボールを握る練習
デジフレックスを握る練習
それを何回も何回も
リハビリは疲れるもの
そう言われる方が多いです。
今日の1セッションは
筋トレをしていなくても
握力が結果的に変わりました。
筋トレを批判しているわけではありませんが
筋肉量=筋出力ではないと考えています。
ボールを何度も握って
その直後の握力は上がっているでしょうか?
きっと手は疲れて
開きづらくなるでしょう。
使いやすい手
物に適応できる手を
今日は目指しました。
人が手にするものは
いろんな形があります。
コンビニのペットボトルコーナー
いろんな形のペットボトルがあります。
ドアの取っ手も
いろんな形があります。
タオルみたいに柔らかいもの
それは人の手の形に合わせて
形を変えてくれます。
でも多くのものは
人の手がフォームを変えて
その物を操作しなければなりません。
人の手はいろんな物に
合わせて形を変える
多様性を持っています。
握る練習も大切ですが
手が形を変えられる練習で
握力が変わることもあります。
握りやすくなると
力の焦点が合います
同じ筋肉量でも
力のでやすさが変われば
握る力も変わってくるでしょう。
私はよく
いろんなものを触ってください。
久しぶりに奥さんと手を握ってください。
と半分冗談で言います。
手は感覚受容器がたくさんです。
硬い
暖かい
薄い
小さい
ふわふわ
いろんなことが感じれます。
握ることに必死だと
その手は物を感じれなくなります。
手の特性は
形を変えられることです。
その手でいろんなことを感じていただけたら幸いです。
きっと感情的にも何か変わってくるでしょう。




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