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199.心筋梗塞と脳梗塞の関連性
2017.11.25

脳梗塞は脳の病気ですが、心臓との関連性もある病気です。 その理由として、脳内の詰まりが原因で起きるものだけではなく、心臓で作られた血栓による脳梗塞 もあることが挙げられます。 では、心臓の病気である心筋梗塞は、脳梗塞と関連しているのでしょうか? 今回は心筋梗塞と脳梗塞の関連性についてご紹介します。
■心原性脳塞栓症は重症化しやすい
脳梗塞に分類される「心原性脳塞栓症」とは、心臓の病などによって生成された血液の塊が、脳 内の血管に詰まってしまい起きる病気です。 突然発生するのが特徴で、急に意識を失ったり、手足に麻痺が発生したりするだけでなく、目が釘 付けになって戻せなくなる、言葉が上手く話せなくなるなどの症状がみられます。 心臓の中で血栓が発生し、それが脳に流れて血管を詰まらせてしまうことで発生するのです。
比較的大きな血栓が発生してしまうことと、それが大きい血管を急に詰まらせてしまうため、一気に 進行し重症になりやすいと言われています。 この血栓は溶けにくく、安静にしていて治るようなものではありません。
脳内の大きい血管を塞いでしまうと、脳の大部分に血と栄養が届かなくなり、重い脳梗塞となってし まいます。
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■心筋梗塞と脳梗塞の関連性
心原性脳塞栓症と心臓は大きな関連性がみられますが、冠動脈に血栓が詰まってしまう心筋梗
塞と脳梗塞にはどのような共通点がみられるのでしょう? 最も関連が大きいと言えるのは、どちらも動脈硬化が原因で起こりやすいということです。
や脳梗塞は、どちらも血栓が生じ、それが血管に詰まってしまうことで起きてしまいます。 動脈硬化になると、文字通り動脈の弾力性が失われてしまい、脆くなってしまいます。 血管が脆くなり、傷ついてしまうとそこに血小板が集まって傷を修復しようとかさぶたをつくります。
実は、このかさぶたが血栓の正体なのです。 転んでできた傷のかさぶたは、皮膚の新陳代謝によっていつの間にか剥がれていることはよくありま すが、それと同様に血管内で作られたかさぶたも、血液の流れによって剥がれてしまい、細い血管 に詰まってしまう可能性があります。
血栓が心臓に詰まるか、脳内に詰まるかによって心筋梗塞か脳梗塞かということになります。
■動脈硬化の改善を行うべき!
動脈硬化はサイレントキラーと呼ばれているほど、進行の自覚症状がなく、気付いたら脳梗塞や心
筋梗塞になっていたというケースがよくみられます。 動脈硬化を改善するためには、悪玉コレステロールを増やさないように気を付けたりしなくてはなり ません。 食事内容の見直しや運動不足の解消など、生活習慣の改善が動脈硬化の改善にもつながるで しょう。




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