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173.出血性脳梗塞の治療についてはこちら
2017.11.01
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脳梗塞が原因で起きてしまった出血のことを、出血性脳梗塞と言います。 出血性脳梗塞では、血管内に血栓が詰まって脳梗塞を発症しますが、再び血液が流れ始めた時 に詰まりを起こしていた血管に負担がかかってしまい、そこから出血を引き起こしてしまうのです。
今回はそんな出血性脳梗塞の治療方法について紹介します。
■出血性脳梗塞の治療方法
出血性脳梗塞の治療方法は、段階にわけていくつかあります。 まず脳の血管内に血栓が生じてしまい、脳梗塞が発症してしまいます。 この段階でできる治療方法は、血栓溶解療法です。
血栓溶解療法とは、血栓を溶かす「血栓溶解剤」を投与することによって詰まっていた血栓をなる べく早く溶かしてしまうという方法になります。
再び血管が開通し、血液が流れるようになることで、脳細胞も機能回復を果たすことができるでしょ
ただし、この方法は脳梗塞を発症してから数時間後には治療効果がみられなくなってしまうので、
発症したらすぐに医療機関を訪れないと血栓溶解療法を行うことはできないのです。
もし、血栓溶解療法ができなかった場合は、まず虚血に陥ってしまった細胞を保護する役割を持つ 成分を投与したり、外科的治療や血管内治療などを行なっていきます。 特に脳出血を起こしている人はかなり危険な状態で高血圧になってしまっているため、とにかく治療 としては血圧、そして脈拍を安定させるための治療を行います。 外科的治療となると、脳内に作られてしまった血腫を取り除き、壊死していない脳細胞へのダメー ジを極力増やさないようにするための施術が行われます。
■出血性脳梗塞の症状を見極めて、早めに病院を受診する!
出血性脳梗塞は非常に怖い病気でもあるため、なるべく早く病院を受診した方が良いでしょう。 出血性脳梗塞の場合、まず最初に脳梗塞の症状があらわれてから、脳内出血の症状があらわれ
始めてきます。 そのため、まずは脳梗塞による症状のサインを見逃さないようにしましょう。 脳梗塞の症状としては、下記のようなものがみられます。
・片方の手足にしびれを感じるようになる ・言葉にしたり文字を書いたりすることができない ・顔に歪みがあらわれる ・ロが閉められない ・片目に違和感があり、見えなくなってしまう ・目の焦点が合っていない
これらの症状が出ても、2~30分程度で改善してしまうこともあります。 しかし、この状態を放置せず、すぐに病院へ行くようにしましょう。 そうすることで脳梗塞自体の発症を防ぎ、後遺症の残らない生活を送ることができます。




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