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147.脳梗塞になる原因にはどのようなものがあるのでしょう か?
2017.10.06
リハビリの現場の様子を
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少しでも伝わると嬉しいです。

死亡リスクよりも障害が残ってしまうリスクの方が高いと言われている脳梗塞ですが、そんな脳梗塞 を発症してしまうのは、何らかの原因によるものです。 では、脳梗塞を発症してしまう原因とはどんなものなのでしょう?
今回は脳梗塞の種類別に、どのような原因があるのか解説していきます。
■アテローム血栓性脳梗塞を発症してしまう原因
アテローム血栓性脳梗塞は、血管の中に悪玉コレステロールが増えていくことで血管内に粥状硬
化が起こり脳梗塞を発症してしまいます。 そのため、アテローム血栓性脳梗塞の大きな原因となるのが、悪玉コレステロールです。 悪玉コレステロールが増えてしまうのは、糖尿病や脂質代謝異常(高脂血症)、高血圧、たばこ、加
齢などが関連しています。 また、悪玉コレステロールの量が増えるのはストレスも関わっているといわれています。 過度なストレスがかかってしまうことで自律神経のバランスが乱れてしまい、血液中の血糖値を高 めたり、悪玉コレステロールを増やしてしまうのです。
■ラクナ脳梗塞を発症してしまう原因
ラクナ脳梗塞を発症する原因として挙げられるのは、高血圧です。 そもそもラクナ脳梗塞というのは、高血圧によって脳内の血管が傷つきつつも、動脈は破裂しない 状態が続くことで起きる小さな梗塞です。 高血圧は血管に大きな力をいつも加えてしまうことになるので、血圧を低下させないとラクナ脳梗
塞を発症してしまうリスクはかなり高くなります。 ラクナ脳梗塞の死亡率はそこまで高くはありませんが、脳梗塞の種類の中でも最も発症しやすいと 言われており、小さな脳梗塞がいくつも発症する多発性脳梗塞や認知症の発症にもつながってし まうため、気を付けなくてはなりません。
■心原性脳塞栓症を発症してしまう原因
心原性脳塞栓症を発症してしまう原因は、心房細動などによるものが大きいと言われています。
脈が正常とは異なる動きになってしまうことで、心房に血栓をつくりやすくなり、その血栓が脳内で詰 まってしまうと心原性脳塞栓症になってしまいます。 心房細動は高齢になってくると引き起こしやすいと言われていますが、その他にも心臓病の持病が
ある人や、メタボリックシンドロームの人などがみられ、飲酒や喫煙による原因もみられます。 ですから、元々心房細動になりやすい人もいれば、生活習慣によって心房細動のリスクを高めてい る人もいるのです。
今回紹介した原因は、「高血圧」が関わっているものが多くみられました。 そのため、脳梗塞の主な原因として高血圧が挙げられると言っても過言ではありません。 脳梗塞の発症リスクを抑えるために、まずは高血圧予防を始めましょう。




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