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125.脳梗塞による麻痺後遺症とは?
2017.09.10

脳梗塞になり、脳の細胞が壊死することによって脚下脳とは反対側の身体に麻痺が見られる場合 があります。 これを麻痺後遺症といいます。
麻痺症状の度合いには個人差があり、脳梗塞を発症した年齢、脳の壊死部分の大きさと部位、ま た意識障害の有無によっても異なります。
麻痺の回復は、脳梗塞発症後から2~3ヶ月間がピークと言われており、その後は回復が緩やかに なったり、完治せずにその状態でとどまるようになります。
初めから麻痺が軽度である人の場合、リハビリや治療を進めていく中で日常生活が問題なく過ごせ るレベルにまで回復することもあるようです。
「麻痺後遺症の症状
脳梗塞が原因の麻痺後遺症は、別名を「脳性麻痺」といい、脳の細胞や組織が壊死してしまうこと によって身体に張り巡らせている神経機能に障害がでてしまう状態を指します。
主な症状は、ダメージを受けた脳とは反対側の体に麻痺が生じてしまう「片麻痺」や「半身麻痺」、 手足の動きが制限され細かい作業が難しくなる運動能力の低下、また姿勢を正せなくなるものまで
様々です。 人によっては、熱や寒さを感じにくくなったり、痛みが伝わらなくなってしまう感覚障害、物が見えづ らくなる視覚障害、物が飲み込めなくなったり言葉を発しずらくなる嚥下・言語障害を併発する場合
もあります。
■麻痺後遺症の治療法は?
の促通反復療法 こちらはテレビでも話題になった治療法で、麻痺を負った手足に正しい運動を反復して行わせるこ とで、障害が発生した脳神経回路を再構築するという療法です。 この療法はかなりの集中力を要するため、意識障害を伴う方には適用外となります。
また促通反復療法を試すならできるだけ早い方が良いと言われており、麻痺の回復度合いにあわ せて行うことが大切です。
の再生治療 手術により、正常な脊髄幹細胞を摂取し、培養したのちに静脈から投与することによって壊死した
脳の神経細胞が再生されることがあります。 この治療法はまだ確立されていないため、まだ治療として受けることはできません。 しかし今後研究が進められることによって、麻痺後遺症で苦しむ人々の痛みを軽減する、画期的
な方法になると言われています。
脳梗塞による麻痺後遺症を完全に治すことは不可能ですが、麻痺を改善させる治療法は受けるこ とができます。
麻痺があると何をするのも億劫になってしまいますが、日々の生活の中で、可能な限り手足を動か すようにすることで少しずつ麻痺と向き合っていけるようになるでしょう。




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