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脳の中の身体地図、リハビリの基礎
2018.05.08
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
5月8日
今日は曇り、世間では胃腸風邪が流行っているようです。
店舗から見える伏見の景色はどんよりとしてます。
みなさん体調管理に気を付けましょう。
本日は、リハビリだけでなくヨガやフィットネス、スポーツインストラクターまでも関わる
「ボディ・スキーマ」
ということについて、一部そして簡単に投稿させていただきます。
「ボディ・スキーマ」聞いたことありますか?
心身に関わる仕事をされている方は、聞いたことがあるかと思います。
私はこのボディ・スキーマの構築が、脳梗塞などの中枢神経疾患のリハビリの仕事だと思っています。
書籍ですが、「脳の中の身体地図 ボディマップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ」には
以下のように書かれています。
ボディ・スキーマは生理的構成概念である。脳は触覚、視覚、固有感覚、平衡覚および聴覚の相互作用からそれを作り上げる。
それどころか、身体の周囲の空間にまで拡大する。
この拡大されたボディ・スキーマを、あなたは空間や身体の上にある物体の位置の認識に役立てている。
腕にたかった蚊をしとめる、ドアノブをつかむ、ドッジボールをよけるといった具合だ。
ボディ・スキーマの情報源には、”マッスル・メモリー”、つまり筋肉の記憶という名が示すとおりに筋肉にあるのではなく、
実は脳の運動マップに存在しているからである。
マッスル・メモリーがあるから、自分の身体はどう動くのか、何をできるのかと直感的に悟ることができる。
この暗黙の知識の例としては、身体をどこまで曲げられるか、背中のどの辺なら手が届くかが挙げられる。
このような理解と判断の大半は無意識に行われる。
書籍の言葉って、難しいですよね、、、、
無意識で、ボディ・スキーマがあるから直感的に動くことができているようです。
身体の曼荼羅のようなボディ・スキーマは絶えず計算し、経験したことに基づいて最新の状態を保っています。
一般的によく聞くのはボディ・イメージかと思います。
ボディイメージは、無意識のボディ・スキーマとは対照的に、自分の身体を意識的に知覚したものだそうです。
つまり、自分自身の身体のとらえ方、世間に対する顔、それがボディ・イメージだそうです。
他人が自分をどうみていると思っているか、どんなポーズをとるかなどなど。
脳梗塞など脳に損傷が起きたとき、ボディ・スキーマは変化します。
動かない手足をそのままにしておけば、ボディ・スキーマはそのように変化していきます。
動く手足をたくさん使えば、ボディ・スキーマはそのように変化していきます。
だから、急性期はホント大切です。
装具の中にある足のボディ・スキーマはどうですか?
食事のとき、手はどこにありますか?
ボディ・スキーマは瞬間瞬間で変化し、その経験の積み重ねで変化していくようです。
リハビリは1日24時間のうちのわずかな時間しかありません。
そのほとんどの時間で、動かしづらい手足をほっておくと、そのようにボディ・スキーマも変化します。
ご自身で管理することも大切です。
スタッフがそのことを伝えるのは、必要かと思います。
不使用を学習しないように、非効率な動作を少しでもしないように、、、、
そして、たった一つの身体を大切にできるように、、、、
昨日の投稿内容ですが、家族が手を優しく擦るだけでもボディ・スキーマは変わるはずです。
少しずつボディ・スキーマが脳内で変われば、動きも変わってくると考えられます。
動かすことも大切ですが、感じることを忘れないようしたいですね。
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