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16. 軽度の脳梗塞を発症したときの対策とは?
2017.04.14
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
脳梗塞でも症状が軽いものであると気付かずに放置してしまう人も中にはいます。 ですが、長い間放っておくと今まで症状が軽かったものも重度になり、命の危険にまで及ぶ可能性もあるのです。 そのため、身体に異変が起きた時にはすぐに診察を受けることが大切となるのです。
■軽度の脳梗塞とは?
軽度の脳梗塞は、「一過性脳虚血発作」とも言われます。短い時間、一時的に脳へ血液が流れなくなることが原因 で様々な症状があらわれるのです。
症状としては、 ・筋力の低下 ・血圧が急激に上がる ・腕や足に麻痺が起こる ・意識消失 ・体に痺れが起こる ・疲労感に襲われる ・めまい ・呂律が回らない ・視力障害
などがあります。 人によって症状は様々ですが、早いものだと1時間ほどで症状が治まることがあります。大体24時間以内には症状 が消失するので、大丈夫だと感じて診察を受けない人が多いのです。だからと言って放っておくことはせずに、異常 があらわれたらすぐに病院に行って検査をしてもらいましょう。また、軽い症状であると自覚症状も表れず、人間ドッ
クや健康診断で発見されることも多いです。
■一過性脳虚血発作の原因とは?
原因を知ることで対策も取りやすくなるでしょう。 軽度の脳梗塞でもある一過性脳虚血発作の原因は以下の通りです。 ・高血圧 ・血栓 ・脳内や脳周辺に起こる血管狭窄 ・血管破裂 ・高コレステロール ・糖尿病 ・遺伝
中でも高血圧は脳梗塞の原因でもあるので注意が必要です。 血圧が高い状態が長く続くようであれば、生活を改善するだけではなく病院で診察を受けましょう。
また、一過性脳虚血発作を起こしたことのある人の中でも65歳以上の高齢者は、後に脳梗塞で死亡する確率が高 いとアメリカの心臓協会が発表しています。
■軽度から重度の脳梗塞にならないためには?
軽い脳梗塞が重度にならないためにも対策が必要となるでしょう。 まず、一過性脳虚血発作の症状が出た場合にはすぐに病院に行きます。 軽い症状であるうちに治療をしていくことで、症状に合った対策を行えるのです。 治療の際には入院も必要になるでしょうが、重度のものに比べると短期間で終わる場合が多いです。 早いと1週間以内、長くても1か月程度となるでしょう。 退院後も薬を処方されることが多いですが、脳梗塞を予防するためには大切な薬となるので飲み忘れのないよう気 を付けましょう。
軽い脳梗塞だからと言って、軽く捉えずにしっかりと治療することが大切です。 重度の脳梗塞にならないためにも、少しでも体に異常がある場合にはすぐに病院を受診する習慣をつけましょう。
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