お知らせ | 名古屋を中心に脳梗塞のリハビリをサポート!
- 脳梗塞リハビリステーション名古屋
- リハビリの現場から 脳リハ名古屋ブログ
- 92.点滴による脳梗塞治療
92.点滴による脳梗塞治療
2017.08.10
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
脳梗塞は脳の血管に血栓が発生することにより、血管が詰まってしまう病気です。 発症すると脳が壊死してしまう恐れがある病気なのですが、4時間半以内に点滴による血栓溶解 療法を用いることで、脳の血管にできた血栓を取り除くことが可能です。 ではこの4時間半のタイムリミットを過ぎてしまった場合には、点滴治療は効かなくなってしまうので しょうか?
■脳梗塞の発症から24時間以内なら「エダラボン」
エダラボンは「抗酸化薬」とも呼ばれており、脳梗塞が起こった際にエダラボンを注射することによっ て、脳神経細胞よりも先にエダラボンが酸化されていくため脳神経の与えるダメージを少なくするこ とが可能です。
また、脳梗塞を発症してから24時間以内であればエダラボンを使った治療が十分可能ですので、 4時間半のタイムリミットに縛られる必要はありません。
エダラボンの投与期間は最長で14日間となっておりますが、容体が安定してくれば1週間程度の期
間で点滴治療が終了するケースもあります。 エダラボシの副作用としては、肝機能の動きが弱くなることが考えられますので、エダラボシを点滴 治療をしている間は血液管理を行いながら治療を続けることが求められます。
■5日以内であれば「オザグレル」
オザグレルは「抗血小板」と呼ばれる薬剤で、脳梗塞による脳血栓の増加を抑える働きがあります。 この薬品は脳梗塞を発症してから5日間であれば、点滴による投与が可能ですので、脳梗塞を発
症した方の心強い味方になってくれるでしょう。 しかし、このオザグレルは血小板を緩くしてしまう副作用を持っているため、「出血」には十分気をつ けなければなりません。
■大きな血栓には「アルガバトロン」
血管にできた血栓が1.5cm以上の大きさになっている場合は、アルガバトロンという薬が効果的で
す。
これは、アルガバトロンを抽入することによって、血栓の元になるトロンビンという物質の動きを制限 することができるためです。 アルガバトロンは脳梗塞の発症後48時間以内に点滴治療を開始する必要がありますが、血管内に できた巨大な血栓の発生を防ぐことができるため、脳梗塞の悪化を防ぐことに役立ちます。
点滴治療に関わらず、脳梗塞の治療は早ければ早いほど治療の選択肢が広がります。 ですから脳梗塞の初期症状が現れた場合は、一刻も早く病院を受診しましょう。
脳梗塞という病気は1分1秒を争う病気なので、少しでもおかしいなと感じたら無理をせずに、救急
感じたら無理をせずに、救急 車を呼んでください。
2024年 12月 13日
PV=nRT ~頭がパンクしそうな人へ~
お肌が乾燥しまくって 指先がカッサカサだし、 背中は痒くてたまらないんだけど、 ...
続きを読む
2024年 11月 22日
伸びる ~右片麻痺/80代/男性~
石垣から石垣都合の会社の話を 一方的に話され意味が分からず、 「?」としていたら ...
続きを読む
2024年 10月 04日
自分だけの物語 ~ライフクェイク~
石垣家で寝かしつけしてる時に 目がぱっちぱちの石垣娘に対して...
続きを読む