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筋トレは、間違っちゃうと、ケガの元。
2019.05.22

つい、一句詠んじまうな。(字余り許して)
30万あればエジプトでは、1年間くらい悠悠自適な生活ができると聞き、へそくりを始めた田邊です。根っからのさぼり魔です☆
先日もここに記しました、短期集中コースの方が来られていますよ~。
初日にお目当てだったお食事処に行かれたようで、「もう既にやり切った感じです」と清々しい顔で語っていました。(私もそこ行きたいっっ)
その方、普段外出はあまりされないそうです。
しかし、遠方より来られているということもあり、しっかり観光も行かれ、楽しそうに過ごされています。
そのお方のエピソードをほんの少しだけ、聞いてください。
私「今までどのようなリハビリをされていましたか?また、今なにか自主訓練としてされているものはありますか?」
コース利用の方「腹筋ですかね」
私「どのように?」
コース利用の方「こんな風に!」
と拝見しました。
良かれと思って行っていた腹筋運動。
元から「腰痛持ち」ということもあり、やり方はかなり間違っており、むしろ腹部の筋はほぼ使わず、頭や首、顎などの筋肉をめい一杯使い、胸から上と胸から下の筋肉の緊張状態が大きくズレが生じていました。
私「この状態では、まったく意味ないですよ。むしろ、ほら。ここの筋肉(腹斜筋)なんて全然働いてないですよ。」
コース利用の方「え・・・?ずっと無意味な腹筋してたの・・・?」
私「・・・うん。笑」
私「(気を取り直して)じゃ、前屈はどのくらいできます??」
コース利用の方「このくらいっ!(膝より少し前に手が出る程度。)」
私「・・・全然やん。。」
コース利用の方「そうなの・・・硬いの・・・」
私「むしろ、筋トレより身体が柔らかくなる方が大切じゃない・・・?」
コース利用の方「そうかも・・・」
というやり取りをしました。
ここで、なぜ体が柔らかいといいの?
という疑問が生まれますよね。
以前ここでも載せました、「血管と柔軟性の関係性」はもちろんあります。
(今回は割愛します)
それ以外にも、筋肉が柔らかく伸び縮みすることで、筋肉は本来もっている力を発揮しやすい状態になるんです。
また、腰痛持ちの方が腹筋運動を行う際には、十分にやり方を気を付けないとより強い腰痛を起こす可能性があります。
筋力も勿論大切なのですが、筋力を発揮する状態にいることは、もっと大切です。
なので、皆さん。
筋トレをする前には、十分なストレッチを行いましょう。
ケガの元です☆
さて、そろそろ午後の回の始まりです。
しっかりガンバロー!




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