介護保険のリハビリと

保険外のリハビリ

 

どう違うのですか？？？

 

よくある質問です。

今まで自費、保険外というものはなかったです。

 

そのため、有難い質問です。

 

 

介護保険内のリハビリサービスを受けるには、

介護保険法にもとづき、必要な手続きを受けた上で

要介護認定を受ける必要があります。

 

新規の介護認定は、申請してから時間がかかります。

すぐにはできません。

 

申請してからおよそ1ヶ月程度時間がかかるので

必ずしもすぐに利用できるわけではありません。

 

さらに認定後に利用する施設を探す時間も必要です。

カンファレンスや打ち合わせなどがあったりします。

 

 

実際にサービスを利用開始できるまで、貴重な時間を失う可能性があります。

そのため、早く申請しましょう。

 

 

 

そして、リハビリの内容も異なってきます。

 

 

介護施設でのリハビリは、

集団的なリハビリトレーニングやレクリエーション的な内容が多いです。

 

 

集団リハビリの場合、1対多の対応になってしまいます。

また、個別機能訓練は時間が非常に限られてしまいます。

 

 

それは、個別に異なる脳血管疾患後遺症に対して本格的な改善には十分ではありません。

 

脳血管疾患に特化した、介護施設も少ないはずです。

 

 

 

 

そして、目的です。

介護保険では機能維持が目的です。

機能の改善ではありません。

 

 

以前は介護保険領域で、改善できないという方々が、今は保険外のリハビリにたくさんみえます。

 

 

半年後、数年後も変わる気がしない

とのことです。

 

 

それは機能維持であり

内容も個別に合わせ、脳血管に特化したものではないからでしょう。

 

療法士の学んでいることも

きっと変わってきます。

 

私は機能改善をいかにはかるかの、講習ばかり受けています。

介護予防や、介助指導については、介護保険の方々と比べて、全然足りないでしょう。

 

ただ、それ以上に機能改善をどうしていくかは学び続けています。

 

 

まだまだ保険外は

世の中に認知されていません。

そんな世界に飛び込みました。

それなりの姿勢でいます。

利用される方の負担も大きいので

それに答えたい思い

それは病院勤務時代より

はるかに大きいです。

 

 

リハビリでもそれぞれ特徴があります。

 

機能改善を目的とするならば

一度体験していただくのもいいかもしれません。

 

 

まずは同じリハビリでも

違う

ということを

知っていただければ嬉しいです。

 

最後に

 

介護認定は早めにうけましょう！！

 

介護保険のリハビリと

保険外のリハビリは併用できます。

 

リハビリする時間は増えます。

 

しかーし！

受け身ではいけません。

 

リハビリをしてるから「いい」

は「間違い」です。

 

能動的に

自分自身の心身と

自分自身が向き合うこと大切です。

 

お任せリハビリにならないよう

心がけましょう！！