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166.脳梗塞・急性期におけるリハビリ
2017.10.25

脳梗塞とは、脳の血管が詰まり発生する病です。 これは日本人の死亡原因として4位に位置する脳血管障害、通称脳卒中にも分類されており、脳
卒中患者の7~8割は脳梗塞と診断されています。 数多く発症する脳梗塞ですが、罹患後はどうやって回復するのでしょうか? 今回は脳梗塞、特に急性期と呼ばれる期間でのリハビリを紹介します。
■脳梗塞の後遺症
まず年間20~30万もの人が、脳梗塞を発症していると言われています。 完全に遠い話ではなく、身近な人が脳梗塞を発症することも多いのです。 脳梗塞で発症する後遺症としては、代表的なものとして言葉が上手く話せない、物忘れが多くなる、 認知症が出る、筋肉が麻痺して動けないなどがあります。 これらの症状が重なると日常生活を送る上での障害となりますし、もちろん再発することで命の危険 があります。 リハビリをすることで再発を予防し、生活を少しでも過ごしやすくすることが望まれます。
■急性期のリハビリとは
脳梗塞から回復するために、リハビリを始めるのは早ければ早いほど良いとされています。 ですから医師の診断によりリハビリを始めても良いと言われたら、早めに看護師や介護士、家族や
友人とリハビリを開始した方が良いでしょう。
■具体的に何をするのか
脳梗塞後、2週間から1ヶ月以内にリハビリを行うことを急性期リハビリテーションと言います。 リハビリを始める前はベッドで寝たきりになっていることが多いです。 しかしそのままでいると関節が固くなったり、変形したりするほか、筋肉の衰えや骨がもろくなるなど、
体が悪い状態になってしまいます。 また、床ずれや栄養障害、認知症を引き起こすこともあり、早めにベッドから起き上がって、椅子に 座れるようになると良いでしょう。
最初からそのようにできなくても、ベッドで寝たまま手足を動かしたり、肩や首を回してみたりするの も良い方法と言えます。
寝返り運動も全身のリハビリにつながるので効果的です。 ただし、行う際は医師と相談し、適切な時期から始めた方が良いでしょう。 脳梗塞が完治していない時に無理に行ってしまい、余計に悪化させては元も子もありません。 勝手な自己判断はせず、専門医にしっかりと相談をしてから始めましょう。
脳梗塞後の急性期リハビリについて紹介しましたが、いかがでしたか? 脳梗塞は身近な病気であるからこそ、正しい知識を知ることが大事です。 医師の判断もなしに勝手にリハビリ運動を行った結果、無理をしてしまって怪我につながってしまっ たら本末転倒ですし、それこそ本格的なリハビリを始める期間をかえって遅くしてしまうことになりま
す。
無理なく、できる範囲から少しずつ始め、その後経過を見ていきましょう。




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