お知らせ | 名古屋を中心に脳梗塞のリハビリをサポート!
- 脳梗塞リハビリステーション名古屋
- リハビリの現場から 脳リハ名古屋ブログ
- “リハビリが日常”って、どういう状態? ~ぶった切られた文脈~
“リハビリが日常”って、どういう状態? ~ぶった切られた文脈~
2025.08.03
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
試行錯誤の生活
リハビリを日常的にするって
結構しんどいタスクよね。
1日生活してりゃ、
すでに結構な量のタスクを
皆さん無意識でこなしているのに、
さらにリハビリを追加するって
至難の業よ。
片麻痺の人ってなぜか
謙虚な人が多くて、
「別に1日何もしてない」
と言っていたり、
「寝てるだけだよ」
と言ってたり。
片麻痺の人が眠ったり、
横になったりするのには
様々な理由があるわ。
その一例としては
だらしなくサボっている
ってわけじゃなくて、
疲れているから横になるのよ。
今それが日常的になるのは
仕方のないことなの。
疲れちゃうんだもん。
眠ったり横になったりして
英気を養うの。
でもそれだけだと
不安だし、心配だから
起き上がって運動したり、
自分のできる範囲で
皆さん動いているわ。
あたしはそれを
すごいことだと思うわ。
これまで、発症前は
考えずともできた日常から
急に
些細なことでも試行錯誤する生活に
切り替わるのだもの。
文脈に生きる私たち
人は文脈の中で
生きるものだとあたしは思っているから
文脈に対して試行錯誤するのは
難儀だしエネルギーを要するわ。
そんな中にリハビリなんて
ハードなものを追加するなんて
結構大変な作業よ。
特にこれまでの日常から
切り離されたばかりの方には
重荷がすぎるのよね。
文脈がぶった斬られた疲労感
皆さん、生活してく中で
朝起きてトイレ行ったり、
歯磨きしたり、
着替えたりって、
考えたりする?
あたしは基本的に考えないわ。
身体が自動化されてて、
特に選択する余地もなく、
流れに沿って動いているわ。
あたしは特に
文脈に依存して生きているわ。
だからそんなに疲労しなかったの。
あなたもそうじゃない?
でもある時から、
選択と決断の連続になり、
そうなると、
非常に疲労するわ。
今もまだその途中。
片麻痺の人もそうなのよね。
一つ一つの動作に
違和感があってそれに対して
選択をして行動を決めて
動作し、疲労する。
生活の動作一つ一つが
暗号化されて
その解読に時間と労力を要するのよね。
それが日常になっちゃう。
あたしが勝手に
思っているリハビリって、
いつの間にか、
やっちゃえることなのよね。
あたしはリハビリの中で
評価、いわゆる検査と呼ばれるものが
あまり得意じゃないの。
あれって結構、
文脈ぶった斬るじゃない?
いつもなら自然に出来ていることが、
検査とか誰かにじっと観察されると、
緊張しちゃったり、
意識しちゃってできない。
それってすごく自然なこと。
一つ一つの暗号を解読するのは、
我々の仕事なのよ。
あなたが全て一人で
担うことじゃないわ。
リハビリって非日常?
普段からトレーニングをしていたり、
そのための時間をとって
習慣化されている人だったら、
案外筋トレや反復練習って
苦痛じゃないという人は
結構いるわ。
でも多くの人は発症前から
そんなことはしていない。
ましてやリハビリの際の検査など、
やったこともないし、
見ず知らずの他人から
いきなり背中に触れられることなんて
もっとないわよね。
セラピーする側も
される側も、
そのことを少しだけでいいから
知って欲しいの。
リハビリって
当事者である、あなたにとって、
まだまだ文脈を
ぶった斬られた非日常であることを。
文脈をぶった斬られた反復動作の意味を。
あたしが検査や評価が
苦手な理由ってそこにあるのよ。
でも生活を生で見えるわけじゃないし、
必要な検査や評価は
うちでもやっているの。
方法は常に模索し、
必要だと思うから
検査や評価は極力自然な流れで
行うようにしているわ。
あたしたちもまだまだ
模索し成長中よ。
脳リハ名古屋の実践
昔師匠から言われたことがあるの。
リハビリでの検査より、
生活をよく観察することの方が
大切だって。
だからうちでのリハビリは
極力、自然体でいられるよう
配慮をするわ。
施設内の環境も
リハビリ室にあるようなマシンなどを
置かないのはその配慮の一つよ。
極力、生活を見たいの。
生活で何に困ってて
何に失敗を感じてて、
何壁となっているか。
それをよく観察したいのよ。
だからうちでは、
かしこまり過ぎない環境にする工夫を
施設内で行っているわ。
おわりに
あたしたちは、
あなたの生活の一部になりたい
ってわけじゃないわ。
あなたの生活の困りごとの一部への
一助になればと思っているの。
そのためなら、
嫌われ役になるし、
他のセラピストから
何を言われたって
痛くも痒くもないわ。
あなたの文脈を
ぶった斬るリハビリだけは
したくないのよね。
むしろ、一緒に文脈を紡げたら
とても光栄よ。
ここで文字で書いてるだけだと
分かりにくいわよね。
もしよかったら、
余力があれば、
無理しない範囲であれば、
うちを覗きに来てね。
体験はばっちりできるから、
いつでもお越しいただければと
思うわ。
あなたの文脈、
リスタートを切りましょう。
▼関連記事はこちら▼
続は力なりの“力”の力って何。 ~ナマケモノが語る継続の秘訣~
2026年 1月 01日
謹賀新年~新体制~
年が明けましたね。 みなさま、どうお過ごしかしら。 餅、詰まらせてな...
続きを読む
2025年 12月 12日
疲れやすい身体のしくみ 〜脳と自律神経の関係〜
疲れやすい身体のしくみ 〜脳と自律神経の関係〜 「リハビリを頑張っているのに、すぐ疲れてしまう」「...
続きを読む
2025年 10月 06日
上肢と下肢、回復しやすいのはどっち?
上肢と下肢、回復しやすいのはどっち? 脳卒中後のリハビリで「手と足、どちらが回復しやすいの?」...
続きを読む



















