先日、勉強会で

滅多にやらない進行役を

やったのね。

モジモジしし過ぎて

小声で顔赤ながら下向いて

「声が小せえ」などのヤジを飛ばされた

38歳児が爆誕しただけの

時間になったけど、

 

まあ頑張ったしな🤔

 

とタバコふかした田邊です。

▼モジモジした進行っぷりの田邊▼

 

緊張しているときって

体がガチガチなのよね。

いつもより、手足がしびれたわ。

 

きっとこんな感覚も

高緊張状態っていうのかしらね。

 

てなことで本日のテーマは

『片麻痺の痙縮(高緊張)』よ。

 

片麻痺の方のリハビリや日常において

痙縮(高緊張)は

重大なテーマの一つよね。

 

痙縮って当事者にとっては

自由を奪う重い鎖よね。

 

リハビリの中ではその鎖を

出来る限り解いて

自由を取り戻す作業に

我々は徹しているわ。

 

まあ必死に

汗水垂らしながらね。笑

 

だって

片麻痺の当事者の方は、

この痙縮に苦しめられている方が

非常に多いもの。

 

その苦しさから少しでも

解放されて欲しいものね。

 

朝目覚めると腕がまるで

自分のものじゃないみたいに

重い。

 

コップを持ちたくても

指がいうことをきかない。

 

動かそうとすればするほど

余計に硬くなる。

 

鏡に映る自分と目が合うと

ふさぎ込む。

 

これらは全部、

実際に当事者の方から

聞いたお話よ。

 

このような痙縮は

片麻痺のリハビリを進める上で

よくある現象よね。

 

つまり今こちら読んでくださってる、

あなたのお話よ。

 

片麻痺の方の痙縮（高緊張）は、

体の自由だけでなく、

気持ちの硬直をももたらすわ。

 

この問題はいくつかの

原因があるわ。

 

人によって様々だから

言い切れないけど、

あたしの10年以上の経験と

勉強してきた中で

感じたのは

 

痙縮は

身を守るために

起こるもの

 

が多いのよね。

 

ただ理由もなく

高緊張で言うことをきかない

というだけではないの。

 

今の身体で

今の生活をしていく

ってことは

自分では大した負荷じゃなくても

身体には負荷だったりするわ。

 

たぶん退院してから

皆さん感じたんじゃないかしら。

 

これってこんなに

大変だったっけ。

 

って。

大したことない

って感じてたことを

色んな意味で

『生まれ変わった身体』

で行って行くことって

案外大変よ。

 

その生まれ変わった身体なりに

今の生活を維持しようと

守ろうと、壊さないようにと、

頑張った結果が

『痙縮』や『痛み』となって

現れていることがあるの。

 

あたしたちがこの

脳梗塞リハビリステーション名古屋で

あなたに行う初めのリハビリって

「頑張った軌跡」を知ることからなの。

 

どう大変で

どう頑張ったから

こうなっている

 

と理解することから

全てを始めるの。

 

その後、

「一旦こ頑張らないでおこう？」

「ここ休めておくね」

「これはメンテナンスしよう」

「ここ頑張ったら頑張り減るかも」

という流れで

言葉や感覚、手を通して

やりとりするのよ。

 

そうすると

さっきまで硬かった手が緩んだり

踵がついたり、

座っていることが楽なったりするわ。

 

頑なに張ってたものを

解いていく作業よ。

 

これは1人きりでは

中々難しいことがあるわ。

 

だからプロが居て

プロが要るのよ。

 

あなたの頑張り、

少しだけあたしたちに

見せてくれると嬉しいわ。

 

私たちが提供しているリハビリでは、

痙縮に対して手技や動作、

感覚へのアプローチを通して

改善を目指すの。

 

痙縮はただの「硬さ」じゃない。

その背景にある身体の声を聴くことが、

改善の第一歩よ。

 

ほんの少しでも

気が向いたら連絡頂戴ね。

 

あたしはしょっ中暇だから

連絡くれたら

全あたしが泣いて喜ぶわ。

 

もちろん、

気が向いたらで良いからね。

 

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痙縮の治療　～ボツリヌス療法の実際～