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父親や母親が脳梗塞リハビリに取り組むとき、家族が手伝えること
2018.03.14

父親や母親が脳梗塞を発症し、リハビリ生活を余儀なくされるときは、家族は全面的にバックアップしたいものです。脳梗塞リハビリの効果はすぐに出る方もいれば、時間がかかる方もいます。誰しも早期改善を望むものですが、焦ってしまうと逆効果になることが少なくありません。焦ってしまう人の特徴として、短期間で改善したいと強く思っていることがあります。しかし無理をするほど逆効果になってしまうのは、すべての病気治療に言えることでしょう。特に負けん気の強い人ほど無理をする傾向がありますので、家族からじっくりと向き合ってリハビリをしていくように伝えることが大切です。無理をするほど遠回りをしてしまうのは、ダイエットを例にするとよくわかります。短期間で減量しようとすると、脂肪だけでなく筋肉も落としてしまうのです。脂肪だけを時間をかけて落としていくためには時間がかかるように、脳梗塞リハビリでも焦りは禁物となります。
人間はひとりでは生きることができませんから、必ず誰かのサポートが必要になってきます。サポートを受けることで気持ちに余裕が生まれますし、モチベーションも向上するでしょう。無理は逆効果になりますので、いきなり歩こうと考えるのではなく、段階的にカリキュラムをこなしていく必要があります。長期的に脳梗塞リハビリに取り組むためには、家族のサポートが欠かせないのです。脳梗塞になった父親や母親を焦らせないためにも、家族の協力は必須になってきます。頑張れと励ますだけだと相手に負担をかける可能性が大きいので、時間をかけて寄り添っていく気持ちが大切です。そのためにはポジティブ思考を持ってもらうのが好ましく、少しの成果に対して喜べるようにしたいものです。思考によって結果に対する評価は変わってくるもので、車椅子生活から杖をついて歩けるようになっても、プラスに捉える人もいればマイナスに捉える人もいます。道具に頼らずに歩けないことをネガティブに考えてしまうのか、車椅子がなくても移動できるようになったことをポジティブに考えるのか、両者の差は非常に大きいでしょう。
脳梗塞リハビリには順序がありますので、急に元の状態に戻すことはできません。少しずつ回復させていく必要がありますので、焦らずに着実にステップアップをしていきましょう。家族のサポートは非常に効果的であり、父親や母親を励ますことができます。頑固気質の人であっても、やはりサポートがあると嬉しいと感じるものです。頑固な人は恥ずかしがり屋だったり、自分の気持ちをうまく伝えるのが苦手だったりしますが、本心では人が好きだと思っていることもあります。父親や母親が脳梗塞になってしまったら、家族から気長にリハビリしていくように伝えてあげてください。急ぐことと焦ることはまったく意味が違っており、焦ったからと言って改善が早くなることはありません。むしろ焦ることによりリハビリの効率が悪くなり、長期を要してしまう可能性があります。
家族から相手を焦らせる言葉を放つのは最もよくありません。相手に大きな負担を与えてしまい、結果的に焦られることになります。脳梗塞リハビリは段階的に取り組んでいることが必要ですから、家族が余裕を持った気持ちで寄り添ってあげましょう。短期間で改善させようという発想は持たずに、気長に取り組んでいくことが大切です。焦らないことで気持ちに余裕が生まれて、リハビリの成果を喜べるようになるでしょう。気持ちを前向きに持つことで、リハビリ後の生活をイメージできるはずです。考え方はそのまま行動や結果に反映されますので、常に前向きに考えて取り組むことが重要となります。小さな成果であっても家族も一緒に喜ぶようにしたいものです。




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