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片麻痺と鬱(うつ病) ~個人的に考察した片麻痺とうつ病との関係性~

2025.04.04

リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

私が仕事つづけてきて 

唯一成長したのって 

白髪の本数くらいだな 

って昨日お風呂で思った田邊です。 

 

先日『片麻痺と鬱』という 

タイトルで配信をしたわ。

 

画像から動画が見れるよ

画像に触れればyoutubeにとべるよ

右腕さんにこの配信の適当な部分でスクショして画像を送って。

とお願いしたら、とんでもない画像きてめちゃワロタ。

わたし鬼畜過ぎん????

 

個人的にもう少しちゃんと整理して 

お話したいなって思っていたので、 

今回はブログで喋っていくわよ。 

 

興味のある人はよかったら 

覗いてってね。 

 

動画の中では 

脳の疲労についてのお話を 

ゆる~くしたと思うわ。 

 

すっごく簡単に言っちゃうと、 

疲れてる時って 

前向きになれないよね。 

 

って話よ。 

 

片麻痺と健常者を比較すると、 

ただ”歩く”という動きに対して 

健常者より片麻痺の人の方が 

脳の活動量が多いのよね。 

 

それって

何を表しているかというと、 

歩くという動作に対して 

脳が稼働しすぎている

ってことなのよ。 

 

健常者であれば 

2くらいの稼働でいいものを 

 

片麻痺の人は10くらい使っちゃう。 

だからほんの少しのことでも 

疲れやすいのよね。 

 

そんなお話をした氣がするわ… 

(最近この”氣”が流行ってると聞いて…照//) 

 

ここから先はめっちゃくちゃ 

ただの考察だし、 

趣味の偏る個人的な意見だから 

正解だなんて思わないで 

読んでいただければ幸いよ。 

 

片麻痺と鬱なんて言葉は 

単なる医学的診断名に 

過ぎないのだけどさ。 

 

切っても切り離せないくらい、 

関係しあってるわよね。 

 

片麻痺の人って 

もちろん人にもよるけど 

鬱状態になった経験の方は 

いらっしゃるんじゃないかしら。 

 

それでないにしても、 

鬱状態ってわりと多くの人が 

経験していると思うわ。 

 

自覚の有無は

一旦置いとくにしても 

やっぱり多いと思うわ。 

 

麻痺は身体の一部の自由を奪い、 

鬱は心の一部を覆うわ。 

 

この二つが同時に起こるときって 

自分自身への定義が揺らいだり、 

存在価値が分からなくなったり、 

喪失感や不在に苛まれたり、 

簡単にいうと、 

結論ばかり急いで、 

二の足踏んで 

どこに向かえばいいかも分からない。 

苦しいよね、ほんと。 

 

 

1.わたしをわたしたらしめるもの 

片麻痺の方は、

身体の一部が動きにくくなる、 

動きを奪われる状態になるわよね。 

日常生活動作の中で 

可能だったことが不可能へと転じたとき 

「どうやってしてたんだっけ」 

と考え始めるわ。 

 

メルロ=ポンティは身体を 

「世界と出会う第一の場」

と記していたわ。 

 

あたし達って身体を通して 

世界に触れ、感じて、

そして存在するわ。 

 

片麻痺の人は

その大前提が崩れちゃう。 

動かない手足がもはや 

わたしのものなのかどうかも 

怪しくなる。 

疑い、怪しみ、そして 

人によっては裏切られた気持ち 

になるかもしれない。 

 

異物を、 

これも人によっては遺物を 

ぶら下げている気分に 

なる人もいるかもしれない。 

 

身体の喪失は単に 

物理的な機能の欠如だけでなく、 

「自己の崩壊」を誘発するわ。 

 

かつてのわたしは 

自由に動き、選択し、 

世界を切り拓いていたのだもの。 

 

今の自分がその影を感じるとき、 

鬱は「失われた自己」への 

執着と絶望を増幅させるわ。 

 

キルケゴールは 

「絶望とは自己であることの病だ」

と言ったわ。 

 

片麻痺の人はもしかしたら 

「失われた自己」に苛まれるという、 

病に侵された結果、 

鬱状態になるのかもしれないわ。 

 

わたしをわたしたらしめる、 

これまであったものが 

それらを崩壊させられるなんて、 

喪失感半端ないわよね。 

 

2.存在と時間 

片麻痺は身体の「今」を

容赦なく奪うわ。 

 

かつては無意識に

流れていた動作や時間に 

「意識的な努力」

を強いられるか、あるいは

失われてしまうこともあるわ。 

 

喪失感は鬱を増幅させる。 

鬱のこころは「未来」をも曇らせ、 

希望や喜びを遠ざけ

停滞した時間によって 

「永遠の現在」

に閉じ込められてしまうわ。 

 

片麻痺による喪失感と 

閉じ込められてしまう鬱は 

二重の時間的断絶となるわ。 

 

ハイデガーは人は

「死への存在」として生きる 

と言ったわ。 

 

片麻痺の鬱はその死を、 

具体的な日常として

その身に刻み込んでしまう。 

 

ただあたしはね。死をもってこそ

”今の存在感”

際立つと思うのよね。 

 

ハイデガーは死を以てこそ、 

全体性が初めて見えると言ったわ。

 

今までそこにあったものに 

気づけないし、

有難く感じないのが

人間っていう不完全な存在なの。 

 

不在を以て 

初めて気づかされるっていう、 

愛らしくも悲しい、不完全で、

「欠け」の中に生きる、

そんな存在なのよね。 

 

3.断絶 

片麻痺は

これまで流れていた動作でなくなるため、 

一時的でもこれまで通りの

社会生活を絶たれ、 

社会的な役割に制約を受けるわ。 

 

鬱も同じよね。 

社会的な役割の制約を受け、 

感情的な繋がりを遠ざけるわ。 

 

両側、

「他者が地獄」となるのよね。 

視線はどう同情か無関心に変わり、 

会話はぎこちなく途切れるわ。 

 

他者が地獄となるとき、 

不在の地獄となるわ。 

 

不在の地獄とは 

他者によって苦しめられることから 

苦しみを絶つことによって 

本来であれば、共存性のある他者が 

いないことによる地獄よ。 

 

田邊的に言えば、

他者の不在よ。 

 

でも他者の不在って 

あたしは悪いことばかりじゃないと 

思うの。 

 

人間は共存性のある生き物だし

社会的な生き物だけど、 

孤独って自己の再発見には 

いい機会になるかな?

って思うのよね。 

 

鬱状態の片麻痺の人がリハビリの中で 

一歩を踏み出す時って、 

そこには力強い意志が宿る

と思うのよね。 

 

というか、

そういうのを感じるのよね。

 

他者と向き合うのでなく、 

己と向き合う孤独な作業だけど、 

そこでしか見いだせない光って 

あると思うのよね。 

 

超人って苦しみを

乗り越えた先に姿を現すもんね。 

 

4.愛すべき不完全なわたし。 

片麻痺だけじゃなく、 

病や事故や予期せぬ不幸って 

人間がいかに不完全で 

「欠け」た存在かを露にするわよね。 

 

でも、それこそ 

わたしがわたしたらしめるもの 

なんじゃないかな。 

 

よく言うじゃない。

「人間は考える葦」って。 

あたしはこの表現が

とても好きなのよね。 

 

人間って

脆くて折れやすいけど、 

考える力はあるよ。 

って言ってくれてるみたいでさ。 

 

葦って脆いけど、 

人間には考えて感じて、 

そんで、もがいて

どっかには進む力が備わってる

と言ってくれてる感じで、 

好きなんだよね。 

 

そりゃ、 

いまの自分を「すべて愛せ」 

なんて思わないわよ。 

 

愛さない自由もあると思うもん。 

あたしだって、自分の嫌いで 

憎たらしい部分がたくさんあるし。 

 

自分のことを一番信じれない 

って思うときだってあるわよ。 

 

だって自分が一番自分のことを 

知ってるやつだもん。 

 

信用ならん時あるよな。 

 

だけど、どんな時でもさ。 

自分の味方では 

いてあげて欲しいんだよね。 

 

バカやるときだってあるわよ。 

嘘ついちゃうときだってあるわよ。 

傷つけちゃうこともあるわよ。 

皆から見捨てられても仕方ないって 

時だってあるわよ。 

 

でも、自分だけは 

自分を見捨てないであげてよ。 

自分だけでもあなたの味方で 

いてあげて欲しいな。 

あたしも極力味方するわよ。 

 

自分で自分の味方できない時、 

誰も味方してくれない時、 

いつでも味方するわよ。 

 

そりゃ価値観とか

違うかもしんないから 

意見が食い違うかもしんないけど、 

あたし達は見捨てないわよ。 

 

自分で一歩踏み出したいっ 

勇気の出ない人は、 

いつでも連絡ちょうだいよ。 

 

あたしら、その一歩に 

いつでも向き合うし、 

付き合うからさ。 

 

てなことで~!!! 

長々と書きました!! 

 

こんな感じのことを 

配信でおしゃべりしたら 

時間も足りないし、 

ドン引かれると思ったので、 

ブログにしました!!! 

 

ここまで読んでくださって 

本当にあざ~した~!! 

 

ちょっと哲学用語多めで 

難しかったかもしれないけど、 

興味があったら 

いつでも質問受け付けるわよ~!! 

 

それじゃあ、今日はこの辺で!!! 

また書きますねん。

 

 

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