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可動域とは?ストレッチが必要な理由。
2025.06.17
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可動域とは?ストレッチが必要な理由
私たちがスムーズに身体を動かすためには、「関節の可動域(Range of Motion:ROM)」が重要な役割を果たしています。
この記事では、可動域の基本的な知識と、ストレッチがなぜ必要なのかをわかりやすく解説します。
■ 可動域(ROM)とは?
可動域とは、関節が動かせる範囲のことです。
たとえば、肘を曲げたり、膝を伸ばしたりする動きには、それぞれ最大限の角度があり、この角度の範囲を可動域と呼びます。
可動域には、主に以下の3つの種類があります:
- AROM(能動的可動域):自分の筋肉で関節を動かせる範囲
- PROM(他動的可動域):他者が補助して動かせる範囲
- AAROM(介助された可動域):自分の力+補助で動かす範囲
この範囲が狭くなると、日常生活での動作がぎこちなくなったり、痛みが出たりする原因にもなります。
■ なぜ可動域が狭くなるの?
可動域が制限される主な原因には、以下が挙げられます:
- 筋肉や腱の柔軟性低下
- 関節の拘縮(こわばり)
- 長期の不活動や運動不足
- 手術後やケガの影響
- 痛みによる防御的な動きの制限
こうした状態が長く続くと、さらに動かしにくくなり、悪循環に陥ることがあります。
■ ストレッチが必要な理由
ストレッチは、筋肉や関節周囲の組織をやさしく伸ばすことで、可動域を維持・拡大するためにとても有効です。
主なメリット:
- 柔軟性の維持と向上:筋や腱が伸びやすくなる
- 姿勢の改善:特定の筋に偏りがあると猫背などの原因に
- ケガの予防:筋のバランスが整うことで負担が軽減
- 血流促進:新陳代謝UP、疲労物質の排出にもつながる
- 精神的リラックス効果:副交感神経が優位になり、心が落ち着く
■ ストレッチのコツとタイミング
- 運動後や入浴後など、筋肉が温まっているときが効果的
- 無理に伸ばさず、“気持ちよい”程度をキープ
- 1部位につき20〜30秒を目安に
- 左右バランスよく、週2〜3回継続的に
特に高齢者やケガ後のリハビリでは、セラピストによる他動的なストレッチも効果的です。
■ まとめ
可動域は、日々の動作をスムーズに行うための“土台”です。
ストレッチはその土台を支えるための“整備”のようなもの。
動きにくくなる前に、日常的なケアとしてストレッチを取り入れていくことが、ケガの予防や健康の維持に役立ちます。
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