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努力と頑張りの間に横たわる、どうしようもない“空白”について
2025.05.23
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

目次
おかっちのボールペンを
我が物顔で使いまくってたら、
ついに
ボールペンをプレゼントされた田邊です。
定期でおかっちの私物を我が物顔で
使っちゃう癖あんだよね…照///(ナンデダロ)
さて。
今日は「頑張ること」と
「努力」について
喋っていこうかしら。
ー「頑張る」と「努力」の話を、少しだけ
SNSで見かける人の姿に
「ほんとにあれだけ頑張ってるの?」
「話盛ってない?」
なんて疑ってしまうことって
あるわよね。(あたしはある。)
頑張ってる人って
凄い人だなって思うよね。
それは間違いないことよ。
でもね。
あたし個人的には「頑張ること」って
絶対的な正義じゃないと思うのよね。
「頑なに張る」って書くじゃない?
何かに対して「頑なに」「張って」んのよね。
強く、固く。
ー頑張るって外向きのエネルギー
あたしの中では
「頑張る」って他者の介在がする行為
と思うのよね。
外向きなエネルギーっていうか。
それが決して悪いわけじゃないのよ。
他人の存在は大切よ。
人間ってどう足掻いても
社会的な生物であることには
変わりないからさ。
ただ、ずっと他者を意識して
「他人のために」
「他人に認められたくて」
頑張り続けるって
自分を消耗しすぎちゃう気がするのよね。
ー一方で「努力」はもっと内側のこと
あたしは「努力」と「頑張る」を
結構使い分けてるわ。
努力って「頑張る」と違って
他者を介在させずに
自分の為に力を注ぐ行為
って思うのよね。
自分に対して力を
惜しみなく出すこと
って感じなの。
つまり、こちらは
内向的エネルギーなのよね。
外からのプレッシャーと
内から熱量。
この違いって大きいんじゃないかな。
ー努力も頑張りも報われない時
こんなときって生きてりゃ
しょっ中、出くわすわよね。
自分の話ばっかりして
ごめんだけどさ。
例えばあたしもなんて
食事変えて、運動して、
酒を控えて、寝具替えて、
煙草のミリ数落として。
それでも体調崩す時
ってあんのよね。
身体が突然、強制終了されるの。
バタンと。
そんな時にベッドで横たわり、
いつも眺めている枕の端を
ぼーっと眺めていると、
いつもより鮮明に見えたりするわ。
あ~これだけやっても
体調崩すかあ。
って感じでさ。
あたし、基本的に虚弱だから
体調崩しがちなのよね。
でもここ最近は少しずつ
体調がましになっているわ。
以前は月1で熱が
40度出ていたもの。
それがデフォだったわ。
今ではほぼないわよ。
どれだけやっても
変わらないと思っていることって
結構あるけど、
少しずつ変わってはいくのよ。
良くも悪くも。
ー世界が鮮明に見えるとき
もう頑張れないって時に限って
世界が一番鮮明に
見える気がしているのよ。(実体験よ)
結構みんなもないかしら?
すべて鮮明にみえて
いつも気づかない部分まで
見えちゃうの。
景色が、音が、触感が、
すべてクリアになる感じ。
解像度があがるっていうか。
この時間をあたしは
「空白時間」と勝手に呼んでいるわ。
この余分かと思える空白って
敗北があって、
受け入れる過程の中に
この「余白」が生まれるのよね。
敗北の中にこそ生まれる、
静けさっていうかさ。
苦しいよね、敗北って。
でもさ。
一時的な敗北って
そんなに悪くない。
なんて思ってるわ。
頑張りすぎちゃうと
敗北に囚われるけど、
努力の中では敗北って
ただの過程だから。
その中でしか見えない景色って
必ずあるわよ。
ーしんどい時は強制終了すればいい
しんどい時なんて
強制終了させちゃえばいいのよ。
できないって人もいるけど、
ある程度はやってみて。
でも、
できればしっかりやってみて。
あたしはそうしてるわ。
そうしないと、
他人に”それ”に相槌うつことが
嘘っぽくなっちゃうもの。
しんどい時には、
本当に無理はしちゃだめよ。
体も心も、取り戻すのに
時間ってかかるんだからさ。
歩みを止めることって
別に悪いことじゃないから。
ー時間は命。
だからこそ大切に使う
命ある限り、
面白いことやっていたいじゃん。
大切なものへ
時間割きたいじゃん。
そのための時間は
惜しみなく使っちゃお。
そのために、他人からの評価は
一時的に放棄していいわよ。
その代わり、
努力することに
時間を充ててみて。
ー最後に:歩幅は自分だけのもの
頑張りって
競争のエネルギーだけど、
努力って
歩むエネルギーだと思うのよ。
自分の足で、
自分の歩幅で、
自分に合った靴で、
自分だけの獣道歩んでこ~。
ってなことで!
今日はここまでにしますねん。
また書きます。




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