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脳梗塞後遺症における退院後のリハビリについて
2025.02.07
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

脳梗塞後遺症のある方の退院後のリハビリにはいくつかの選択肢があります。
当事者の状態や目標、生活環境・求めているもの・経済面に応じて適切な方法を選ぶことが選択する上で重要なポイントとなります。 また、麻痺の程度や期間、ご年齢などに応じて利用できるサービス内容も異なります。
こちらでは脳梗塞後遺症のリハビリの流れと、回復期病院の退院後のリハビリの選択肢について述べます。
1.片麻痺リハビリの流れ
●急性期(発症して約1~2か月)
脳梗塞・脳出血を発症するとまず急性期病院へ運ばれ入院します。そこでは、症状に応じて加療を受けます。
入院期間としては、早い方は1週間程度で退院される方もいらっしゃいますが、多くは1か月以内の入院となります。(2025年調べ)
●回復期(発症して約2~6か月)
急性期から退院された方はいくつかの選択肢があります。
・自宅退院
・転院(回復期病院)
・施設入所
現段階(2025年1月現在)では回復期病院での入院期限は6か月となっています。しかし、症状によっては1~2か月であったり3~4か月であったりと、6か月以内でその方に応じた入院期間が設けられ、リハビリが実施されます。
現在、医療保険の制度により、脳血管障害 では150日、高次脳機能障害を伴った重篤な脳血管障害では180日までしかリハビリが可能です。
しかし期限が来ると、ご本人の麻痺の程度にかかわらず退院を余儀なくされるとなります。
退院し多くの方は
「まだ治っていないのに退院させられた」
「まだリハビリがしたい」
「今後どうすれば」
などご自身の体の状態と生活状況にギャップを感じて悩まれる方がいらっしゃいます。下記は厚生省HP『リハビリテーションにおける参考資料』より引用したものになります。(画像をクリックすると元の引用文献を閲覧できます)
以下からは退院後に利用できるサービスの一覧となります。
個人に応じて利用できるもの・そうでないものがありますので、お近くのソーシャルワーカーさんやケアマネージャーさんに相談し、ご家族でしっかり話し合い進めていかれることをお勧めいたします。
2.医療保険でのリハビリ
1)外来リハビリ
退院後も病院でリハビリを受けることができます。
ただし、期限や条件が付く場合があり、医師からの処方が必要となります。
入院時よりリハビリ時間は減少しますが、医師の処方の下、リハビリをすることができるのは、重要なポイントの一つです。
3.介護保険でのリハビリ
1)通所リハビリ(デイケア)
介護施設に通いながらリハビリを受けることが可能です。
ご自身やご家族の送り迎えが難しい環境でも、送迎をしてくれるため通院が難しい方にとっては利用しやすいサービスです。
2)訪問リハビリ
言語療法士・理学療法士・作業療法士が自宅を訪問し、リハビリを提供します。
外出が難しい方やデイサービスやデイケアなどのご利用が難しい方が比較的利用しやすいサービスです。
主に自宅環境での実際の生活動作の練習や、生活環境調整などののサポートをします。
4.自費(保険外)リハビリ
1)自費リハビリ施設
保険適用外ではありますが、専門的なリハビリを継続して利用可能です。
医療保険や介護保険の制限を受けずに長期にわたり高頻度で利用可能です。
しかし、保険外であるゆえ保険内リハビリよりは支払額は大きくなります。個別対応で身体機能の改善を目指します。
保険外リハビリでは民間施設になるため施設ごとにサービス内容が異なります。
こちらでは愛知県内にある保険外リハビリ施設のご紹介もさせて頂きたいと思います。
①脳梗塞リハビリセンター(名古屋)
https://noureha.com/facility/nagoya/
②脳神経リハビリセンター
https://noureha-nagoya.jp/
③脳梗塞リハビリステーション名古屋
https://rehabili.nagoya/
2)パーソナルリハビリ
最近では療法士の資格ではないトレーナーの方などもリハビリを行います。
フィットネスやジム、ヨガなどを通じてリハビリを行います。
5.自主リハビリ
1)自主トレーニング
動画サイトやアプリなどを用いて、独自でリハビリをします。
ご自身のニーズに合うトレーニングを探し、生活に取り入れることができます。
基本的に無料なことが多いです。
しかし、客観的に振り返ることが難しく、専門家のアドバイスがない状態で進めるため、中には体を痛める方もいらっしゃるので要注意です。
6.まとめ
以上のように、退院してからのリハビリにの大きく分けて4つあります。
「医療保険でのリハビリ」「介護保険でのリハビリ」「自費(保険外)リハビリ」 「自主リハビリ」。
それぞれメリット・デメリットがあるので、目的・状況に応じた選択が重要となります。
退院をしてからのリハビリの選択にお困りの方は一度専門家に相談することをお勧めします。
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脳梗塞リハビリステーション名古屋とは?
・経営者ではなく療法士がつくるリハビリ施設
・機械とかでごまかさない「技術力」が第一
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・プロに技術指導するプロの施設
・「改善」には理由がある
<脳梗塞リハビリステーション名古屋>
〒458-0831
愛知県名古屋市緑区鳴海町字向田95番地リベスタ鳴海1F
電話番号:052-627-6200
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ホームページ:https://rehabili.nagoya/
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