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回復期リハビリ病院を退院したあとのリハビリは・・・?
2021.06.03
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
回復期リハビリ病院
退院後のリハビリは?
誰もが病気になりたくて
病気になるわけではない。
脳が卒然として邪風に中(あた)る
という意味が「脳卒中」にあります。
突然の発症
気が付けば病院の中
そして当たり前のごとく
「リハビリ」が始まる
今回の投稿では
回復期リハビリ病院に入院した後
どのようなリハビリを
受けることができるのか?
についてお話させていただきます。
大きく分け、以下の4点伝えさせてください。
①医療保険でのリハビリ
②介護保険でのリハビリ
③自費でのリハビリ
④自主トレーニング
写真は私の回復期リハビリ病院時代の風景です。
①医療保険でのリハビリ
一般的にいわれる「外来リハビリ」です。
<特徴>
1)病気・疾患別にリハビリが行われる
2)日数に制限がある
3)リハビリの先生(PT,OT,ST)が担当
外来リハビリテーションとは、在宅生活を送りながらも通院可能な方に対して提供するリハビリテーションです。
リハビリテーションの実施は、法律で疾患名や実施できる期限が定められていますので、診断名や経過によって、実施が困難であったり、実施頻度(回数)が制限される場合があります。
脳血管疾患は、発症・手術または急性増悪から180日以内
また外来リハビリテーション(医療保険)と介護保険でのリハビリテーションの原則併用はできないことになっています。介護保険の通所リハビリ(デイケア)・訪問リハビリを利用されている方は、外来リハビリは実施できません。(介護保険の利用が優先となります)。
②介護保険でのリハビリ
デイサービスや訪問リハビリのことです。
<特徴>
1)日数や症状に制限がない
2)通いだけでなく、訪問リハビリがある
3)リハビリ専門職でない可能性がある
介護保険でのリハビリとは、“日常生活全般をリハビリと捉えた機能維持”を目的としています。介護認定を受けている方が受けられます。
そのため、長期のリハビリには介護保険のリハビリが向いています。しかし、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が必ずリハビリをするとは限りません。介護福祉士・ホームヘルパー・看護師さんなどが、機能訓練指導員として、リハビリをされる場合もあります。
またデイサービスでは集団体操や機械でのリハビリがあり、マンツーマンでの指導や時間の短さもあるため、リハビリの質だけでなく量も低下がみられます。
③自費でのリハビリ
保険が使えないリハビリのことです。
<特徴>
1)保険がきかないため支払いが高い
2)質&量が高いリハビリが受けられる
3)機能改善が目的
自費のリハビリは保険でのリハビリに満足ができず、将来に不安を抱えた「リハビリ難民」が多く、それらを解決するために誕生したものです。
若くして病気になられた方は、デイサービスに通いづらい。かといって、外来リハビリは日数制限があり、多く利用することができない。また保険のリハビリは機能を維持することが目的であるため、求めている機能改善を積極的に行うことが難しい。
そのような方のために1回60分以上のリハビリを完全マンツーマンで行う施設が多くみられています。またPT,OT,STだけでなく、鍼灸師や整体師が行う自費リハビリ施設も近年は増えました。また医療保険・介護保険と併用して利用することができます。
脳梗塞リハビリステーション名古屋も自費リハビリ施設です。装具や機械に頼らない1回90分完全マンツーマンの「改善式リハビリ」が特徴です。
④自主トレーニング
自分で行うトレーニング、リハビリです。
<特徴>
1)費用がかからない
2)いつでも実施できる
3)質が劣る
自主的に行うリハビリのため、自宅など場所を問わずに実施することができ、もちろん自己管理のため、いつでもやめることができます。歩行トレーニングやストレッチ、筋力トレーニングが一般的です。専門職でも自主トレーニングは質が劣るため、どうしても質を求めるのが難しくなります。
PT,OT,STなど専門職からアドバイスをもらい、自主トレーニングをするのがオススメです。専門職が評価することで、リハビリの成果もわかりやすくなり、意欲的にリハビリに取り組むことができます。また動画など撮影して、提出することでより環境を踏まえてアドバイスをすることができます。
まとめ
回復期リハビリ病院を退院後のリハビリは、様々なリハビリ施設があります。保険制度を利用することで、リハビリサービスを少しでも多くうけ、退院後のリハビリの量を少しでも減らさないよう活用しましょう。
ご自身の能力やどのような先生からリハビリを受けたいのか、送迎がなければ利用できないのか、施設によって内容も異なってきます。お気軽に問合せをして、退院後もご自身の納得のいくリハビリを少しでも受けることができたら専門職として幸いです。
▽無料リハビリ動画の解説も参考ください▽
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