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160.脳梗塞・失語症改善リハビリ
2017.10.19

失語症は言語障害のうちの1つで、主に脳が何らかのダメージを負うことによって発症します。
主な症状の例は、 ・伝えたいことがあるのに、うまく言葉が出てこない ・思ったことをストレートに口に出してしまう(その逆もある)
といったことが挙げられます。 また話すこと以外にも、読み書きや計算能力に障害があらわれるケースもあるようです。 失語症がその人によって障害重度が違いますから、脳を損傷して上記の症状が出たという場合に は、速やかに医療機関を受診しましょう。
■失語症のリハビリはどんなことをするの?
失語症の方の治療は、言語聴覚士の指導のもとに行われます。 言語聴覚士は言語治療のプロフェッショナルで、話す・聞く・読む・書く・計算する能力の中から、そ の人の弱まっている能力がどれなのかを検査して回復に努めることが仕事です。
失語症は重症度によってリハビリの内容が異なります。
の失語症が重度である場合
患者の興味を引くものや、趣味であったものなどを糸口に患者とのコミュニケーションの取り方を模 索します。 家族や身の回りの人にも、失語症の方とどんな風に向き合えば良いのかをレクチャーし、脳の状態 が落ち着いてきて言語治療を行えるようになるまで回復を待ちます。
の麻痺障害は見られないが、発音に難がある場合
言語聴覚士の口の動きや、自分の口の動きをヒントにして発音練習を行います。この治療は他の 失語症リハビリと一緒に行われることが多いです。
の発音には問題がないが、話し方が重たい場合
長い文章を口にしても大丈夫なように、1つ1つの単語の発音練習を徹底します。 長い単語は1音ずつゆっくり発音していくところから始め、だんだんと繋げて発音できるようにリハビリ します。
の単語の言い間違えが多い場合 みかんのことをリンゴと言ってしまうなどの言い間違えの症状がみられる場合は、言葉とその意味を しっかり定着させるためのリハビリを行います。 このリハビリは失語症全般で行われる訓練なのですが、このタイプの失語症の方にとっては非常に
需要なリハビリになります。
失語症を発症してしまうと本人は正常であるつもりでも、ある時に突然人の言っていることが理解で きなくなったり、言葉を発するのが難しくなったりします。 最初は戸惑うことのほうが多いと思いますが、リハビリを受けることによって改善する場合もあります ので、諦めずにリハビリに励みましょう。
少しずつ状態が安定してくれば、以前のように人とのコミュニケーションが取れるようになります。




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