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105.脳梗塞から回復するには?
2017.08.22
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
脳梗塞は、一度発症してしまうと再発のリスクもありますが、完全に回復するまでには時間がかかっ てしまうケースもあります。 脳梗塞から回復するにはどのような治療法を行なっていかなくてはならないのでしょう? 今回は脳梗塞から回復するための治療・リハビリについて紹介します。
■アテローム血栓性脳梗塞やラクナ脳梗塞における治療方法
まずはアテローム血栓性脳梗塞やラクナ脳梗塞を発症した場合の治療方法をみてみましょう。 脳で血栓が作られ、それが詰まってしまう2つの脳梗塞では、発症後はしばらく安静にしていないと いけません。
また、投薬される薬剤の種類も多くなっています。 発症4時間半以内であり、いくつかの条件をクリアしていれば血栓溶解薬を投与することができます。 このほか、血液の塊が作られることを抑える薬や血小板の活性化を抑制する薬、そして脳を保護 する役割の薬、濃くなってしまった血液濃度を薄める薬、脳の浮腫を抑える薬などが投与されてい きます。 こうした薬剤投与での治療のほかにも、体液や血圧の管理は欠かせません。
ただし、血圧に関しては発症から1ヶ月経過しないと降圧剤の内服治療は行われないのです。
■心原性脳塞栓症における治療方法
心臓に血栓ができ、それが脳の血管まで移動して詰まってしまう心原性脳塞栓症の場合、上記の
治療方法とは若干異なります。
大きく違っているのは、濃くなってしまった血液濃度を薄める薬や、血小板の活性化を抑制する薬 を投与しないということです。 これらの薬は、心原性脳塞栓症ではあまり関与しないため、治療では使われないのです。
また、心原性脳塞栓症の症状が重度の場合は、挿管や人工呼吸を行い、呼吸を維持させます。 脳梗塞の中では一番重症になりやすいと言われているため、このような措置が取られる場合もある のです。
■治療と同時に行われるリハビリ
脳梗塞は血栓によって血管が詰まり、脳細胞も壊死してしまう可能性があることから、治療が完了 しても後遺症が残ってしまう可能性が十分考えられます。
そのため、治療と同時にリハビリも行なっていきます。 リハビリは早い段階で行うことで、後の機能回復にもつながるため、状態を見て発症してから数日以
内には開始されるでしょう。 まずは寝た状態でできる運動から始め、そこから徐々に独歩できるようにリハビリを行っていきます。
今回紹介した治療方法やリハビリはあくまでも個人差がありますが、脳梗塞の治療方法の目安とな ります。
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