宇多田ヒカルって多分

とんでもない感性の持ち主

なのに普遍的な言葉で

とんでもない感性を表現するから

私のような凡人の懐にも

すっと入ってくれるんだろうな

 

と思う田邊です。

 

宇多田ヒカルに

びったびたに浸る日々

を過ごしております。

 

顔も名前も男か女か、

どこに住んでて何をしている人なのか

全く知らない方なんだけど。

 

唯一知っているのは

Rowling stonesを

愛していることと、

片麻痺の当事者

であること。

 

多分ここのブログを通して

うちを知ってくれてて。

 

ブログを更新したら、

結構な頻度で感想くれたり

応援コメント下さるの。

 

私にとっては

とても有難い存在。

やっぱりリアクションがあるって

助かるのよね。

 

それが文句だろうが、

なんだろうがさ。

私にとってはとても有難い存在の方。

その方が教えてくれたの。

 

――――――――――

発症から数年経っても

障害受容ができないこと。

――――――――――

 

――――――――――

そんな自分を責めてしまうし

それは心の問題なのか

という疑いに似た憤りがあること。

こんなのがあるなら初めから

精神科を教えてくれればいいのに。

と考えてしまうこと。

――――――――――

 

――――――――――

社会から抹殺されるような、

そんな感覚が辛いこと。

――――――――――

 

――――――――――

気持ちに波があり、頑張ろうにも

頑張れない時があり、落ち込みの波に

飲まれてしまうことがあること。

――――――――――

 

一つ一つ返答していくわね。

まずはこちらからよ。

 

発症から数年経っても

障害受容ができない。

 

うん。

私は受容って難しいと思うの。

 

それは受容をすることもだけど、

それの表現としても。

 

なんていうかさ。

受容って何なのかしらね。

 

色々なもので調べると

最も分かりやすかったのは

 

障害と折り合いをつけて

共存していく

 

っていうのがちょっと前から

言われてることなんだってさ。

 

折り合いって難しいよね。

折り合いのつけ方なんて

学校や病院やセンセーたちは

教えてくれないもんね。

 

でもね、みんな

障害受容ができない

っていうけど、

私は出来てると思う。

 

ちゃんともがきながらでも

折り合いつけてると思う。

 

この文の良い所って、

どこにも

「苦しみから解放され」

って文言がないのよね。

 

苦しんでようが悩んでようが、

あなたは十分受容していると

私は思うわ。

 

ただ、受け入れすぎて

しんどいのかもしれないわね。

 

折り合いの付け所なんて

一生分からない人もいれば、

一瞬でわかる人もいるかもしれない。

 

きっとその人なりの

ペースがあると思うわ。

 

人と比較したくなるかもしれないけど、

一旦そういった事は

ベッドの横にでも置いといてさ。

ゆっくり眠ろう。

 

続いてこちら。

 

そんな自分を責めてしまうし

それは心の問題なのか

という疑いに似た憤りがある。

こんなのがあるなら初めから

精神科を教えてくれればいいのに。

と考えてしまうこと。

 

自分で自分を

責めちゃう時あるよ。

心だけの問題でもない

と私は思うの。

 

だってね？

一般的に“退院する”って

多くの人のイメージが

“完治”した状態をイメージするわよ。

私の友人たちが言っていたわ。

 

何で自費リハビリって

商売成り立つの？

だって退院したら

ある程度治ってるんでしょ？

 

って。

私びっくりしちゃった。

 

病院で働いていると

当たり前のことが

当たり前じゃなかった。

 

きっと多くの人が

退院＝完治

というイメージを持ってる。

 

でもね、片麻痺って

そういうことではないの。

どんな些細な形でも

“後遺症”がある人が多いの。

 

その後遺症は24時間、

まとわりつくのよ。

 

人って不安を感じるよう

システムされているから、

自責や不安などを感じたら、

それを反芻（はんすう）してしまう。

 

反芻すべきは、

不安や自責じゃないのよ。

 

大病しても

こうして幸か不幸か

生き延びてる

 

ってことなのよ。

それに対して責めも怒りも

抱かなくていいの。

 

ただ、それだけを思えばいいわ。

少しだけ深く息を吸って、

吐きながらそれを思えばいいわよ。

 

では、次。

 

社会から抹殺されるような、

そんな感覚が辛いこと。

 

抹殺してくる社会なら、

そんな社会には

居なくていいわよ。

 

私ね。

わりとここに就職するまで

社会不適合者

と言われていたの。

 

そのころ確かに辛かったけど、

私が社会不適合者なんじゃなくて、

社会が私不適合なだけじゃん

って思ったの。

 

実際そうだと思うのよ。

 

社会なんて形のないものに

何でこちらが適応しなければ

ならないわけ？

 

こうしてる今も

社会は宇宙がごとく

形を変え続けてるわ。

 

お前（社会）の方が

柔軟に形を変えれるのだから、

お前が私に不適合なんだよ。

 

って唾吐いてた。

これね。多分私の中では

だいぶ自分で自分を

救った思考になったし、

 

私はそんなに変わろうと

努力しなくていいんじゃないかな

って思えるきっかけだった。

 

なんだろう、

良い意味での諦め

っていうか。

自分を弔う儀式

っていうか。

そんな感じ。

 

強制はしないし、

参考程度にでも、

 

抹殺される前に

抹殺してやる精神🔪

 

を貫いてみてね☺

※人殺しを推奨していません

 

 

では次ね。

 

気持ちに波があり、頑張ろうにも

頑張れない時があり、落ち込みの波に

飲まれてしまうことがあること。

 

この波ってほんとよく来るわよね。

しかも割と大きな波として

押し寄せてくる。

 

私達って大きな波に対しては

結構無力なの。

サーファーみたいに乗れたら

いいけどね。

 

私なんて泳げもしないわ。

 

そういった時、私は

もう溺れることにしてる。

一旦溺れちゃう。

 

抗っても敵わないもん。

無理なもんは無理だもん。

我々所詮みんなただの人よ。

 

溺れちゃったら

力抜いちゃいのよ。

 

波にのまれるかもしれないけど、

力抜いてたらプカーーンと

浮いてくるからさ。

 

誤解してほしくないのが、

一旦溺れるって

ネガティブな諦めではないの。

浮上するための弔いなの。

 

大きく違うからね。

ほんでね。

こういった時にやってはいけないのが、

自分の感情を否定することよ。

 

感情はもう生まれたものだから、

どんな歪（いびつ）な感情だって

否定してはいけないわ。

 

自分で生み出したものだもの。

どんな歪でも愛しましょう。

 

ほら。

美空ひばりも言ってるじゃん？

人生なんて曲がりくねる

そういうもんなんだと思う。

 

 

片麻痺ってね。

 

失われた機能があって、

残された肢体があって、

そして生み出される能力

があるなあ、と私は思うの。

 

こういった矛盾に

満ち満ちた体だから

苦しみが反芻するし

自責から逃れられないし、

思い出さずにはいられない

のかな、と思うのよ。

 

でもね。

頭とか、もしよかったら

心の片隅にでも

置いといてほしいんだけど。

 

そういうときのための、

我々よ。

 

社会があなたを抹殺するなら、

かつてその社会に不適合だった、

者がここにいて、一人じゃないな

って思ってくれたらいい。

 

今でもその社会に

全然馴染めないから、

ここで働いてんのよ。

 

肌に合わない社会なら

合わせなくていいの。

 

肌に合う社会を

紡げばいい。

 

てなもんで、

いつもコメントや感想くださる、

どこの誰かも知らない方へ

宛てたブログでした。

 

 

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