脳卒中後のリハビリでは何をする?
脳卒中になると、場合によってはさまざまな症状が残り、脳の機能を改善・維持するためのリハビリを行うことがあります。
体は問題がなくても言葉が不自由になったり、反対に普通に話せても手足が麻痺して動かせなかったりと、症状は人によって異なります。
では、脳卒中後のリハビリでは、どのようなことを考えていけばよいのでしょうか?
脳卒中後のリハビリで大切な3つのポイント
3つのポイント
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麻痺がどこまで改善するかを考える
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訓練による効果を正しく理解する
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残された能力を活かす
麻痺が改善する可能性を考える
脳卒中では手足が動きにくくなったり、動かせなくなったりすることがあります。
麻痺の程度は、脳のどの部分がどの程度ダメージを受けたかなどによって異なります。
また、脳卒中の症状が落ち着いたあとも、麻痺の改善過程は、脳損傷の度合いや部位、年齢などによってさまざまです。
そのため、発症直後に似たような症状がある2人でも、最終的に同じ程度まで改善するとは限りません。
同じような麻痺でも、改善の経過は人によって異なります。
リハビリの訓練効果を知る
「訓練を続ければ、最終的には必ず麻痺がなくなる」と考えてしまう方もいるかもしれません。
もちろん、意欲を持ってリハビリに取り組むことは大切です。
しかし、訓練だけが改善のすべてではありません。
脳卒中後には自然改善も起こるため、自然改善に加えて適切な訓練を行っていくことが大切です。
また、適切な訓練を行ったとしても、訓練による効果には限界があることも理解しておく必要があります。
ここ、今の記事の
残された能力を活かす
麻痺が改善するのか、どの程度改善するのかを判断することは簡単ではありません。
そのためリハビリでは、
「麻痺に対する訓練」
だけではなく、
「残された能力を活かしていく訓練」
も一緒に行っていきます。
例えば、身体の半身が麻痺して歩くことが難しくなった場合。
歩くための訓練を行うだけではなく、残された身体の機能を使って車椅子を操作する練習を行うこともあります。
これは、
「歩けるようになることを諦める」
ということではありません。
改善を目指しながら、今できることを活かして生活をより快適にする。
そのために、複数の方法を並行して考えていくことが大切です。

脳卒中後は、身体だけでなく心のケアも大切
脳卒中では、身体の動かしにくさだけでなく、さまざまな症状が現れることがあります。
また、突然手足が動かなくなったり、これまでできていたことができなくなったりすることで、本人だけでなく家族も大きなショックを受けることがあります。
そのため、脳機能のリハビリでは、身体の機能だけを見るのではなく、本人や家族の精神面にも目を向けることが大切です。
一人ひとりに合わせたリハビリを
脳卒中後の症状や改善の経過は、一人ひとり異なります。
そのため、
「この症状なら、この訓練」
と一律に考えるのではなく、現在の身体の状態やできること、生活の中で困っていることなどを踏まえて、リハビリの方法を考えていくことが大切です。
麻痺の改善を目指すこと。
残された能力を活かすこと。
そして、その人らしい生活につなげること。
こうした視点を大切にしながら、一人ひとりに合わせたリハビリを行っていきます。
まとめ
脳卒中後のリハビリでは、麻痺を改善するための訓練だけでなく、**「その人が今できることをどう活かすか」**を考えることも大切です。
今回ご紹介したポイントは、
- 麻痺がどこまで改善するかを考える
- 訓練による効果を正しく理解する
- 残された能力を活かす
の3つです。
改善の程度や経過は人によって異なります。
だからこそ、現在の状態だけを見るのではなく、これからどんな生活を送りたいのかを考えながら、その人に合ったリハビリを行うことが大切です。
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