宇多田が

インタビューや歌の中などで出す、

仮説や有名な式や手紙などが

自分の好きなものと被っていると

 

おしっこちびるくらい、

歓喜している田邊です。

 

いま私のうしろで右腕が

スタッフルームのドでかい本棚を

孤軍奮闘で動かしてるんだけど。

 

その姿は何とも言えぬ

勇ましさがあるわね…

 

師匠の本棚なんだけど、

時折、本を手に取り

しゃがみこんで読んでるわ。

 

師匠が亡くなって

本棚が自分たちの手元に来る前、

石垣とどうやって運ぶかを

考えながら本棚の前で

ふたりで本を手に取りながら

寒い中ほんの数分、

師匠の話をしたのを思い出したわ。

 

先日、そんな我々の師匠と

親交のあった福富先生を

名古屋にお呼びしました。

 

お呼びしたのは

4/20～21の二日間よ。

 

師匠から話を聞いていたけど、

関わらせていただくのは

初めてだったので、あたしは

人見知り全開だったわ。

 

一日目の4/20㊏は

当施設のご利用者3名の

リハビリをお願いしたの。

その様子がこちらよっ👇

 

 

 

その場にいた全員が

一生懸命頑張っていたわ。

とても楽しかったわ。

 

そのあとは、

何名かの受講生も参加して、

たぶん和やかに懇親会をしたわ。

 

 

あたしは乾杯する前に

ドリンクを盛大にこぼしたけど、

誰にも気づかれぬまま、

一人寂しくお酒を拭いているうちに

懇親会が始まっていたわ…

 

二日目の4/21㊐。

講習会開催日。

 

前日に参加してくださった受講生さんや

そうでない受講生さん。

 

前日のリハビリの内容も踏まえつつの

座学や実技だったから、

あたし的にはとても楽しく勉強させて頂けたわ。

 

きっと、他の子達も

そうなんじゃないかな。

 

21日のみの参加の受講生さんも、

沢山考える材料やきっかけが増えたのか、

いつもより受講生さんの

口数の多い講習会となっていたのは、

受講生さんの能動性と、

それを引き出す福富先生の空気感、

そのどちらもの相乗効果で

素晴らしかったからだと思ったわ。

 

 

 

 

最後に、福富先生が

 

今日やったことは

きっと難しかったよね。

 

って話をしていたわ。

 

難しいかもしれないけど、

難しいで終わるだけでなく

“今は”と言葉を加えるのは

どうだろうか。

 

と提案していたわ。

 

難しい、難しかった

という言葉だと

過去の産物だけど、

“今は”と付けるだけで

未来への言葉となり、

とてもポジティブな表現よね。

 

私個人としては、

福富先生のイメージにピッタリな

とても素敵な言葉だと思ったわ。

 

確かに今は難しいと感じてることって

数年後、早ければ半年後なんか

簡単になってるかもしれないもんね。

 

ただ、今は難しいのよね。

今難しいって感じることって

辞めちゃいたくなるよね。

 

あたしなんてほ～んと

怠惰人間代表なもんだから

出来るまでやろうゼ☆

とかないしさ。

 

なんなら容赦なく

撤退したりするわ。

 

“今は”難しい。でも

未来も難しいままかもしれない。

 

っていう考えのあたしには

福富先生のお言葉がとても

まぶしく見えたわ。

 

勉強会に参加した受講生さんもだし、

リハビリに参加したご利用者にも

頭の片隅にでも置いといたり、

全然置いとかなくてもいいんだけどさ。

 

 

難しいな、とか

こんなの将来の自分ができるのかな

って不安になる時ってあるじゃない。

 

そういう感情にぶつかるのは

いたって正常よ。

 

ヒトって必ず不安になるように

システムされているものなのよ。

 

それがどれだけ

正しい方向に進んでいる時でさえ、

人は不安に感じるような

身体の仕組みになっているのよ。

 

人は何か新たに挑戦するときや

未知との遭遇の際には

自分の向かう先が正しいか

危険がないかを

本能的に考えてしまうものなのよ。

 

それはもう、本能的だから

抗えないの。

 

だから、もし勉強会などで

難しいな、とか

出来なかったな、とか

今後もできるか不安だな、とか

きっと出来ないよ、なんて

感情は正常で普通で必然

なのよ。

 

一発で自転車に

乗れるようになる人なんて

少ないじゃん？

 

初めは必至で覚えてたのに、

知らん間に腕の骨とか覚えたじゃん？

 

立つことすらままならなかったのに、

次の課題が歩くことや

歩きの質になってるじゃん？

 

挑戦するときには

必ず負の感情は付き物なのよ。

 

こういった負の感情との向き合い方って

人それぞれなのよ。

 

福富先生は

向き合い続ける

のでしょう。

 

あたしなんかは

時には逃げちゃうわ。

 

難と戦い続けるアスリート気質な

マゾにはなれないもの🥺

 

難と遭遇したときって、

逃げてもいいのよ。

 

向き合ってもいいし、

戦ってもいい。

諭してもいい。

悩んだっていい。

 

どんな風でもいいのよ。

逃げるにしても、戦うにしても

難と遭遇した時、

自分がどのように振舞ったかだけは

目を逸らさないようにすればいいの。

 

 

事実としてきちんと

受け入れてさえ

いればいい。

 

逃げたのに、

「これは逃げじゃない」とか

向き合ってたのに

「向き合えてない」

とかさ。

 

笑ってごまかす必要はないのよ。

逃げることや離れることや悩むことは

恥ずかしくないし、

なにも後ろめたくもないわ。

 

難ってね。

災いを逃れるために

祈る姿の象形なのよ。

 

難を感じる状態って

あなたが今をより良く

しようとしている、

真っ只中なのよ。

 

もうそれで充分、

あなたは立派なのよ。

 

こんなさ。わざわざ挑戦しなくてもいい、

保険医療のシステムの中でも、

あなたは今をより良くするために

わざわざ難に出会いに来ているの。

 

それってすごいことよ。

難が必ずしも、

あなたの推進力になるわけではないわ。

 

時には足枷になるし、

時には道を分断されることでしょう。

 

でも難って必ずと言っていいほど、

今とは異なる新たな視野を

あなたに与えてくれるわ。

 

新たな視野、

見てみたくない？

 

Locomotionの一説によると、

ヒトは今よりも、

より良い新天地を求めて

移動することをするようになった

と言われているわ。

 

これもまた、

人の性なのよね。

 

福富先生のお話を聞きながら

そんなことを考えていたわ。

 

ああいう話って

最近聞いてなかったのよね。

 

久しぶりだったし、

あたしは大好きなお話だったわ。

 

また色んな先生方の勉強会を

企画するわよ。

 

ご利用者にもご協力頂きつつ、

実践研修もどんどん開催するわよ。

 

今後お声がかかるかもしれない、

ご利用者のみなさん？

 

あなたにはとってもいい時間になるから、

無理のない範囲で良かったら

参加してね。

 

そして我々の後進育成に

ご協力いただければと思います。

 

そして、

参加して下さる受講生の皆さん。

自分よりはるかにスキルのある

セラピストの実践って

とっても面白いわよ。

 

目の前の人が仮説と検証の下、

どんどん変わるからさ。

 

よかったら、みなさん遊びに来てね。

当施設は日曜不定休になっています。

 

それを支えているのは、

研鑽の場と時間が大事

だとご理解くださる、

ご利用者の皆様です。

 

とっっっても

感謝しています。

 

今後も続けてまいりますが、

どうかご理解のほどよろしくお願いします。

 

さ～て！

ほんと楽しい勉強会でした！

福富先生！！

有難うございました！！

またぜひお願いします！

 

ではでは

☆本日のまとめ☆

✅勉強会があったよ

✅最後の言葉が好きだったよ

✅難しいけど

✅それは“今”だけかもよ

✅未来はずっと先だし

✅どうなるか分かんないよ

 

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