どうも。

 

自己評価は低め、

自己肯定感は高めに

生きてる田邊です。

 

 

よく石垣がSNSやホームページ等で

 

改

善

式

リ

ハ

ビ

リ

 

と五月蠅いほどに

謳っているいるわよね。

 

正直、石垣以外の

当ステーションのスタッフからは、

この言葉を聞く事は、

ほぼないわよね。

 

スタッフの皆は「改善式リハビリ」

という言葉自体は使っていないけど、

各々にそれに対する哲学なり、

マインドはあるものなの。

 

では、いつも石垣が解説する、

改善式リハビリについて、

今日は田邊がお話させて頂くわね。

 

まず改善式リハビリとは

3つの構成要素から

成り立つのよ。

 

 

１つ目が

現状を知る力

 

2つ目が

保険外のリハビリ技術

 

3つ目が

通る。

ごめん嘘。すでに説明っぽ感じに飽きてきただけ…

ごめんなさい戻ります…

 

3つ目が

自分リハビリ力の育成

 

 

 

ではこの３つの構成要素を

わたしオリジナルの捉え方で

解説していくわねん。

 

 

１つ目が

現状を知る力。

 

こちらは、多くの人が

難しいわよ。

 

私の指す多くの人とは、

麻痺や病気の有無に

関わらずよ。

 

己を知るって

難しいことなの。

 

神話で例えるとね。

ナルシスよ。

 

ギリシャ神話に登場する美少年よ。

彼の美少年っぷりは、

男女問わず愛されたわ。

 

ただ、本を読む限り彼は

性格が良くなかったみたい。

 

というより、

率直に意見を申しちゃうのよ。

だから敵も多くて、とある神から

「自分だけを愛する」

ようにされてしまったの。

 

彼の死因は諸説あるけど、

もっとも有名なのが、

 

水に映った自分の姿を見て

一目ぼれし、

その場から離れられなくなり、

そうするうちに、彼は衰弱し

水に映った自分に口づけしようとし、

溺れ死ぬのよ。

 

【カラヴァッジョ　”ナルキッソス”】 

 

私、本を読んだとき

なんて滑稽なんだろう

と思ったわ。

 

水にも自分にも

溺れてしまった人の末路。

 

 

自分の一側面だけを見て、

それから逃れられないなんて。

ってね。

 

きっと彼も、

自分を傍から見たら

その行為を

やめていたかもしれない。

 

現状を知る力って、

そういう事だと思うの。

（え？って思った人いるでしょ）

 

ナルシスのように、

一側面でも自分を知ることは

とても大切よ。

 

だけどそれに

囚われてはいけないし、

驕ってもいけないの。

 

現状を知るとは、

悪しき部分も良い部分も、

全て統括して、

“己”と認める事なのよ。

 

己という漢字は、

気づくことであり、

始めるという意味を持つの。

 

現状を知ることは、

己を知り、己を始める

第一歩なのよ。

 

だから、ナルシスは、

己を知れなかったから、

死が訪れ、

死へと向かったのよ。

 

なので、現状という

己を知らない人たちが

改善を実感する

ってとても難しいわよ。

 

 

 

二つ目が

保険外のリハビリ技術。

 

この技術というのは、

1つ目と3つ目を

繋ぐ接着剤でもあり、

火をともす着火剤でもあり、

お寿司でいうガリなのよ。

 

どういうことかというと、

我々はメインではないの。

ヒーローでもヒロインでもなく、

あくまでのわき役であり、

黒子なの。

 

利用者さんが主役なの。

あなた方はヒーローであり、

ヒロインなの。

 

あなたの人生の

わき役でしかないのよ、

我々。

 

ただ、わき役って、

中には名わき役

っているじゃない？

 

例えば、私が知る限りでは

主演をほぼ張っていなかった、

樹木希林さん。

 

彼女は主役でないのに、

主役を食うわけでないのに、

その存在感と佇まいで、

作品の世界観を邪魔せず、

むしろ成立のためには

必要不可欠な俳優よね。

 

 

我々は、それなの。

目標という作品に携わる、

いちスタッフなの。

 

そのいちスタッフは

個々によって、

全く異なる個性を

発揮するの。

 

そいつの存在が

その作品に大きく

影響することもあるのよ。

 

 

それが、一期一会よ。

一期一会って、

偶然っぽい響きだけど、

あれは自ら求めなければ

訪れないものなの。

 

求めても誰にでも

訪れるわけじゃない。

 

だから、

保険外のリハビリ技術は

体験しに来るといい。

 

どんどん試して、

どんどん出会いを求め、

あなたにとって、

最高のわき役どもを

探し出せばいい。

 

わき役はわき役で、

存在感を示し、

こうして在り続けるから。

 

在り続けられる能力も

リハビリ技術のひとつよ。

 

そして

3つ目が、通る。

（はい2回目。はいおもんない。はいスルーします。）

 

3つ目が

自分リハビリ力の育成。

 

太宰先生が言ってたわ。

 

臆病者は、

幸福さえも恐れるんです

 

って。

麻痺になった方や

病気の方って、

不幸に苛まれるの。

 

働きすぎたから…

不摂生がたたったんだよ…

全部自分が悪いから…

 

って。

 

自らを不幸に陥れちゃうの。

私はそれを、

仕方ない事だと思う。

 

きっと私も当事者になったら、

そう思うから。

だって後悔先に立たずだもん。

 

ただ、後悔したり、

自分をいくらでも責めるのは

仕方ないし、

そうしたくなることは否定しないけど。

 

自分の良いと思う景色から

目を背けないでほしいの。

 

その景色って

必ずと言っていいほど

光射す場所なの。

 

でも大人になれば

皆知ってるんだけど、

 

光射す場所への道が

明るい道とは限らない。

 

よね。

 

自分リハビリ力とは、

その道を歩む力のことよ。

 

確かなその足で

地を踏みしめながら、

進むことよ。

 

確かなその足とは

己のことで、

地とは、現状よ。

踏みしめる行為、

それが力よ。

 

それが現状を知る力を経て

進むことが、

己のリハビリ力なのよ。

 

 

耕し、時には風を、

時には雨を、時には光を、

共に育むのが、

脳リハ名古屋流の

保険外リハビリよ。

 

 

継続って崩すのは簡単なのよ。

継続しなきゃってうちは、

まだルーティンではないの。

 

それは努力なのよ。

 

ルーティンは努力を超え習慣化された、

自分にとっての善い行いになりうるもの。

 

そしてルーティンは定期的に破壊し

新たなステージに向かうことが

大事なのよ。

 

人には

ホメオスタシスとアポトーシス

があるわよね。

 

人は時間を重ね、

それを己が良いとするものに

近づくためには、

 

破壊と再生と継続が

必要なのよ。

 

そうして人は人生という

死ぬまでの時間を過ごすの。

 

長くなったけど、

私の思う改善式リハビリって

ざっとこんな感じ。

 

 

まとめると、

 

1：現状を知る力

2：保険外のリハビリ技術

3：自分リハビリ力の育成

 

は1・2・3をクリアしてくでも、

これをやればだれでも良くなる！？

的な胡散臭い方法を

教えてくれるわけでもないの。

 

 

あなたの現状と私たちの技術とを合わせて、

自分で自分を育成する力を身につけつつ、

共に歩むリハビリよ。

 

それが、我が

脳梗塞リハビリステーション名古屋の

改善式リハビリよ。

 

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