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How much you wanna risk? ~Communication~
2021.04.22
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
I’ve been reading books of old
僕はたくさん昔の本を読んだ。
The legends and the myths
そこには伝説や神話が並んでいた。
Achilles and his gold
黄金を身にまとうアキレウスや
Hercules and his gifts
天賦の才に恵まれたヘラクレス
Spiderman’s control
手足のごとく糸を操るスパイダーマンや
And Batman with his fists
力強く拳を振るうバットマン
And clearly I don’t see myself upon that list
それでもはっきり分かってる。
そこに私の名前がないことを。
But she said, where’d you wanna go?
けれど彼女は言った
あなたはどこへ向かって歩んでいくつもり?
How much you wanna risk?
どれだけのリスクを覚悟しているの?
I’m not looking for somebody
With some superhuman gifts
私は人並み外れた特別な力を持った、
誰かを求めているわけじゃない
Some superhero
あのスーパーヒーローみたいに華々しくて
Some fairytale bliss
あのおとぎ話のように美しい、
そんな至福の日々ではなくて
Just something I can turn to
Somebody I can kiss
ただ、私に寄り添ってくれて
そして優しくくちづけする、
そんな誰かを待ってる。
I want something just like this
私はただそんな存在を求めてる。
I’ve been reading books of old
私はたくさん昔の本を読んだんだ
The legends and the myths
伝説や神話が並んでいた
The testaments they told
偉人の残した聖書や
The moon and its eclipse
神秘的な月の満ち引き
And Superman unrolls
A suit before he lifts
スーパーマンが活躍することなく
彼のスーツを脱いだとして
But I’m not the kind of person that it fits
それでも私はその代わりが務まる人物じゃない
She said, where’d you wanna go?
けれど彼女は言った
あなたはどこへ向かって歩んでいくつもり?
How much you wanna risk?
どれだけのリスクを覚悟しているの?
I’m not looking for somebody
With some superhuman gifts
私は人並み外れた特別な力を持った、
誰かを求めているわけじゃない。
Some superhero
あのスーパーヒーローみたいに華々しくて
Some fairytale bliss
あのおとぎ話のように美しい、
そんな至福の日々ではなくて。
Just something I can turn to
Somebody I can miss
ただ、私に寄り添ってくれて
そして恋しく思える、そんな誰かを待ってる。
I want something just like this
私はただそんな存在を求めているの
The Chainsmokers and Coldplay
【Something Just Like This】
この詩の中にも
度々出てくるRisk。
Riskとはなんだろう。
多くの人に問うと
「危険」と返ってくる。
私の中では、経済用語が主にあり
「不確実性」という意味合いに
重きを置いているため、
この返答には些か疑問を感じる。
英語で危険と表現するなら、
私は「Danger」と訳すだろう。
Riskという言葉を調べてみた。
語源はいくつかあり、
イタリア語やスペイン語、
アラビア語にまで及んだ。
スペイン語では
「切り立った険しい岩礁」
という意味の
Riscoと言われており、
イタリア語では
「勇気をもって試みる」
という意味の
Riscareと言われ、
アラビア語では
「今日の糧を得る/明日の糧」
という意味の
Risqと言われていた。
古の人類からすると、
Riskは回避するものでなく、
Riskは挑むもの
なのかもしれない。
とある人が言ってた。
困難な場面において、
親しい人が傍に居る場合、
その困難を共有することで、
困難への感じ方が緩衝される。
人は不安を感じる生物であり、
それは古の人類から伝承物。
不安を感じ続けるよう
システム化されている、
我々ホモサピエンスは
不安からは困難からは
逃れられない。
だから困難に挑むには、
緩衝材となるこの作用は必須。
人は社会的生物であり、
人は共感脳(能)を持つ。
良し悪しあるが、
仲間意識が強い生物。
仲間意識とは、
共感の積み重ねが育むもの。
私は、共感を
Communicationを
介して生まれるものだと考える。
Communicationとは
コミュニケーション。
直訳すると伝達であるが、
日本人の我々にとっては、
「意思の疎通」という訳の方が
馴染みよいだろう。
Communicationの語源は
ラテン語のCommunis。
意味は、「分かち合う」
本来の意味は、
分かち合うこと。
我々、セラピストは
日々困難を抱く人と
対峙する。
その困難は人によって異なる。
ある人は歩くことが怖い。
ある人は装具が外せない。
ある人は手が動かない。
ある人は子どもの服を
着替えさせてあげられない。
皆、さまざまな困難がある。
そのどれもが、
苦しく、もどかしいもの。
あなたは
歩けるだけいいよ。
寝たきりの人だって
いるんだもん。
では、ない。
どんな人にだって、
その人なりの困難や苦しみが
存在する。
同じ立場じゃなきゃ
分かり合えないこともあるから、
人は基本的には社会的でありながら
孤独な生物。
だけど、
苦しさや悲しみ、
嬉しさや歓びは、
皆感じている根底は
一緒なはず。
分かり合えないことが
悲しいんじゃなくて、
分かち合おうとしない
行為こそが愚行と思う。
Communicationは
そんな「分かち合う」行為の
積み重ねる過程のことだと思う。
4月は、多くの
まだ幼いセラピストが誕生する月。
幼きセラピストたちに言いたい。
技術なんかなくたって、
知識なんかなくたって、
誠意くらいは持つやで。
困難をあなたに晒してくれている、
目の前の人にまず、
尊敬と感謝の意を込め、
目を見て、挨拶をするやで。
言葉交わさなくとも
分かち合えるものがあるなら
それでいい。
どんな形でもいい。
自分なりでいいから、
困っている人の、
困っていることに、
真摯に向き合うやで。
Riskを共有できてこそ、
共感できてこその、
Communication
が必要な時がある。
どのくらいのリスクを背負える?
多くの患者さん、利用者さんが
Just something I can turn to
Somebody I can miss
I want something just like this
ただ、私に寄り添ってくれて
そして恋しく思える、そんな誰かを待ってる。
私はただそんな存在を求めているの
だったりする。
何も出来なくて申し訳ないなら、
練習して勉強したらいい。
その姿勢を伝える行為は、
必ずや勇気と糧を与え、
あなた方に良質な
Communication
をもたらすだろう。
私、そう思うで。
てなことで、長々失礼いたしました。
最近思うことがあったもんで、
こんな内容にしてみました。
あ~ちかれた!
ばいちゃ!!!
田邊
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