「お前それ完全”沼”だな」と言われたのだけど、「好きな人の懐にある沼なら溺れ死んだって構わないし、その沼がその人自身を苦しめてるのなら、泥でも水でも飲み干してやるよ。」と応えたら「すげえキモイ笑」と返され、メンタルがヘルシーじゃないのだと32歳にして初めて自覚した田邊です。

普通だと思ってターーーー！！！！！

 

 

どうも。

大阪より舞い戻りました。

 

1週間ほど前のブログでも書かせていただきました、

Bobath　conceptのAdvance courseを受講してきました。

Mary lynch先生というイギリス人講師の下、日本のインストラクターの先生方の指導を受けながらお勉強・練習させていただくという貴重な時間でありました。

不在中の職場もそうですが、利用者さんには予約が取りにくかったりと、ご迷惑をおかけしました。おかげで様々なことを勉強できました。ここで報告すると膨大な量になるので、仕事でお返しするとしますね。

 

 

さてさて、巷（TwitterやFacebookなどのSNS）では、「ボバース信者」なる言葉が存在します。

これは、そのままの意味なのですが「ボバースしか信じない人」という、勿論皮肉をこめた呼称になります。

 

 

「ボバース信者は装具を着けない」

「ボバースは装具療法と相反する、交われない」

「ボバース信者は”ヒト”を見て”人”を見ていない」

と発言・発信する人たちがいます。

 

この方たちに、

僭越ながら、、、

私如きがまことに恐縮なのですが、、、

一言、、いや、、二言三言、、

申し上げたいので、、、

本日も一問一答形式でいきたいと思います、、、

 

 

 

さあて、いくか。

 

 

 

「ボバース信者は装具を着けない」

→いや、着けてるううううう。全然つけてるううう。アドバンスコースでもそのディスカッションもあったしいい！？なんなら、mary先生が、「こんな装具もあるのよ」って教えてくれたよお？？？？

私も装具を着けている方を担当しているしい～！？

なんなら角度とか可動域とか細かく注文つけたこともあるううう。

信者とまではいかない私だけど、結構皆さん、装具の事は否定していないし、しっかり学ぼうとしていますのよ。

 

 

「ボバースは装具療法と相反する、交われない」

→多分ですけど、どちらも交わろうと歩み寄ってなくないです？

無理に交わらせようとするから、どちらも批判的な意見になるような、導火線の短い会話になるのでしょう。

「相反するもの同士の相性は悪い」などといった方程式はどこにも存在しません。

一見、合わなさそうな塩と糖でも、塩味の効いたポテトとソフトクリームは最高に合うでしょうが…

交わらせるのでなく、個々の良いところを活かし合えばいいのにな。って思います。

 

 

「ボバース信者は”ヒト”を見て”人”を見ていない」

→いや、見てるよ。なんなら、個別性が大切で個人の意思決定が大切なのは始めに講義を受けるくらいです。

この言葉を放つセラピストに言いたいのが、「人のふり見て我がふり見てますか？」ってことです。

ボバース概念を主にしているセラピストが全員、「装具反対」と言っているわけではないし、しっかり考えて発言している人が多いです。

中には、言葉の端だけ切り取りきちんと理解しないまま装具を否定しているセラピストもいます。

それは、きっとボバースでないセラピーだったにしても、違う事柄で極論に陥る人なのでしょう。

 

 

 

否定的な発言、大いに結構です。

しかし、個々をきちんと見極めなければならない。

 

 

「ボバースセラピストはみんなそういう人」

 

 

など、、

んなわけねえだろおおおおおおおおお。

育った場所も違えば、性別も違って、食ってきたもんも違う。

個々でぜーーーんぜん違うからあ～！！！

Mary先生や佐藤広美先生とは、比べ物にならないくらい、悲しいくらい私や石垣は違うからあああ！（凹む）

私と石垣なんて同じ師匠で同じ概念学んでたって、全然違うじゃん！？

介入のことで喧嘩になるし、意見の食い違いだってある。

ただ、目指すゴールと仕事における価値観は同じなので、一緒に働けます。

 

それと同じですう！

”ヒト”じゃなくて”人”をみよーぜ。

良いこと言ってんだから、実践しましょうぜ。

 

さてさて、次の方がお見えなので、いってきまーーーーーす。