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脳卒中、内反が軽減し、腕が伸びた　～初回体験～

脳卒中、内反が軽減し、腕が伸びた　～初回体験～

2019.01.23

リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。

昨日は、外見と中身のギャップがある

Yさんの初回体験でした。

退院して、

生活である訪問のリハビリと

身体の改善をはかるリハビリをしたいと

とても計画をもっておられます。

そんなYさん

第一印象は、外と中のギャップです。笑

外見は、知的でお堅いイメージかと思いきや

話すと、とてもフレンドリーなYさん

その次に感じたのが、

まだ発症されて若く

どうにかしたい

未来に不安に思われている

そのことが私の心配でもありました。

話していくうちに

私に対して緊張しているのもわかりました。

とても丁寧に対応していただき

ありがとうございました。

カウンセリングを行い

その中で、またいろいろわかることがありました。

会話をする中で

姿勢が次第に左が崩れていき

右手でジェスチャーすると

それがまた崩れるということ

きっと

立ち上がり

着替え

歩行

手洗い

寝返り

などなど

そのときも左が崩れるということ

それがよくわかりました。

でもYさんには

麻痺だから動かない？

と思っているのでしょうか？

それか、それまで言われたことないからでしたっけ？

左手が硬くなる原因も、その要因が１つ大きいかと感じました。

普段何気なく動く時に、右が優位に働き、麻痺側の左後方へと崩れる。

左半身が左後方へと捻れることで、腕も左も後方へと引かれ、手が硬くなっています。

左手が前にいくという経験

手が曲がってきちゃうということで、あまりできていないようです。

座っていて、何かすると左の脚は、次第に外へ開いていきます。

これも左後方に骨盤が向かっていました。

足が開くと、足裏は床との接地面が狭くなります。

座っていると、お尻も潰れてしまい、

足裏からの情報がはいりづらいですね。

昨日は下から、足から順に

上に積み上げるよう介入させていただきました。

崩れた姿勢を正中に近づけ、左右から入る感覚が似たようになることを目指しました。

右よりも左を優位に働かせ、ご自身でバランスをとること。

そして、手から伸びていくということを体験していただけたかな？と思ってます。

私の気持ちと体験したことあっていますか？

腕が働いた時、Yさんのオッとした顔

疑い半分、期待半分というのを私は感じました

次第に疑いは薄れていき

自分で動かしている

これが自分の腕だ

そう感じてもらえたはず。

動かないと思っていましたよね？笑

後半は少し指が反応しました。

指に期待したいです。

だから、日常で手を殺さないよう大切に働かせてあげてくださいね。

コツは覚えてますか？

熱心なYさんは

まず一度落ち着くことが１つ

そして２つ目は？

ゆっくりすること

３つ目は

力やなくて、イメージ・感覚ですよ！！！

歩行は最後は裸足で杖なしで実施しましたね。

いつもは装具に杖ですが

自信と潜在能力をみたく、全部とりました

短い距離ですが、質を優先しました

内反はほとんどなく

歩隔は狭いですが、左足は後ろに残り

拇指での蹴り出しもありましたよ。

右の伸びがまだちょっと怪しいですね

腰のとこです。

まだ少しの距離で疲れやすがみられました。

始めてで私に緊張したのもありますし

まだ栄養が足りてない

血圧などの影響もあるかと思います。

時には笑いを探して

美味しくご飯が食べれるといいですね。

きっと昨日はもっとたくさん伝えていたかと思います。

ホント簡単にまとめると

長い左手足が前にいくこと！

寝返りでまずは練習してもいいですね。

そのために、生活の中で楽しみを見つけましょう！

焦らず、今を感じて、硬くせず！！

Being here and now!!

今日はYさんに向けての投稿ですが、きっとみなさんも共通するところがあると思います。

そんなときは、脳リハ名古屋のフェイスブックやツイッターの

「いいね」をいただけたら幸いです。

昨日は今のタイミングにお会いできて、ホントよかったと感じました。

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