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100.脳溢血の治療とは
2017.08.17
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
脳溢血とは、脳卒中の1つであり脳血管の循環障害のことを言います。脳卒中は日本人の死因4 位となっており、とても患者の多い病気です。そんな脳溢血の治療方法として、どのようなものが取 り入れられているのでしょうか?今回は、脳溢血の治療方法についてご紹介します。
■脳溢血の発症しやすい人や部位 脳溢血は高血圧や動脈硬化が起こりやすい50代の男女に多い病気となっています。 脳の場所によって発症する比率は以下の通りです。
・被殻出血:6割
症例が多く、脳溢血患者の半分以上が被殻出血です。高血圧による動脈硬化が原因とされてい ます。動脈硬化で破れやすくなった血管は日常動作でも出血しやすいのです。しかし、手術が可能 なため死亡率は他の部位よりも低く、血腫除去術で取り除くことができます。ただし発症しやすいと いうことは再発のリスクも高いので、リスクを下げるには生活習慣の見直しが必要です。
・視床出血:3割
被殻出血の次に多い部位で、最近では増加傾向にあると言われています。視床穿通動脈、視床 膝状動脈からの出血が主な原因です。一般的に血腫除去術ができないため、予後不良となりやす いでしょう。
・小脳出血:1割
頭痛やめまいの症状があり、その後は急速に進行します。高血圧や交通事故などの外傷によって も発症する可能性があるでしょう。出血量によって手術の可否が決まります。
脳溢血は患者の約3割が重症化すると言われており、最悪の場合命を落とす危険性も十分に考え られます。
■脳溢血の治療 脳溢血は、発症してから6時間以内に出血が止まると言われています。出血が少量であれば血圧 を下げる薬を投与し、出血が止まるのを待ちますが、出血が多く意識障害のある場合には緊急手
術を行うことがあるため、経過観察が重要です。しかし、脳血管の循環異常を起こしているため、再 出血の可能性があり、ほとんどの患者が治療を行います。 手術での治療目的は救命措置なので、体の麻痺や言語障害はリハビリ治療が必要となるでしょう。
■脳溢血の再発予防 脳溢血の再発を予防するには、高血圧や糖尿病などの治療が必要不可欠となります。まず、1番 に行ってほしいのが血圧管理です。脳溢血の発症原因は高血圧がほとんどのため、毎日起床時に
血圧を測定しましょう。その際に1週間以上140/85を超えるようであれば、内科を受診してください。 また、食生活では塩分の多い食事を控えることも有効です。お酒やタバコも肝臓にダメージを与え て、血糖値や血圧の上昇につながってしまうので控えましょう。食事だけではなく、日常生活の中で できるだけ運動を取り入れるようにすると、血圧の低下につながります。 さらに運動することで、内臓脂肪を燃焼して血糖値やコレステロールを下げる効果があります。
生活の一つひとつを見直すことで脳溢血の再発予防ができるでしょう。
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