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77, 小脳内出血後の効果的なリハビリ
2017.06.10
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
脳出血には発症した場所によって後遺症などの症状に違いがみられます。しかし、リハビリ内容や 期間に違いはあるのでしょうか?今回は、小脳内出血後に行うと効果的なリハビリについてご紹介し ます。
■小脳出血が起きた場合の後遺症 脳全体の下部にある小脳の血管から出血してしまった場合、小脳出血とされます。 小脳出血が起きた場合、以下のような後遺症が起きる可能性があります。
・運動失調 ・筋緊張の低下 ・歩行した時のふらつき ・構音障害 ・平衡障害 ・眼振などの眼球運動障害
この中でも「運動失調」というものは、麻痺状態というわけではないのに、運動したり姿勢を保ったり
することができないことを指します。小脳は体の動きを調節する役割を持っているため、小脳出血 を起こしてしまうとそれができなくなってしまいます。 完全に体が動かせないというわけではないのに、自分が思うように体が動かなくなってしまうので、 非常に厄介な後遺症と言えるでしょう。
■小脳出血の効果的なリハビリとは 小脳出血の後遺症について上記で紹介しましたが、小脳の機能回復を行うためにはどんなリハビリ
を行った方が効果的なのでしょうか?
小脳出血の後遺症は、先程紹介した運動失調をメインにリハビリを行わないと日常生活にも支障を
きたしてしまいます。 運動失調のリハビリを行う際は、最初に寝たままの状態からリハビリを始めていくと良いでしょう。 少しずつ筋肉の緊張を解していくことで、効果的なリハビリにつながります。 その後、寝たままの状態で運動ができるようになってきたら、次はあぐら、四つ這い、膝立ちというよ うに、徐々に体勢を変えていくと良いでしょう。
また、リハビリというのはかなり辛いもので精神的にも苦痛を味わうことが多いです。 以前までは普通にできていたことが、小脳出血を機にできなくなってしまっている自分を見てショッ クを受けてしまいます。
最初から歩行訓練のような難しいリハビリを行うのではなく、難易度を低くしたものをクリアさせていく ことで、成功体験を増やすことができ、「このまま続けていけば以前のように戻れるかもしれない」と
希望を持たせることができます。 リハビリは長期的に続けていくことが重要となるので、精神的なケアもリハビリの一環として行うことが
大切です。
小脳出血のリハビリは運動失調をメインに、その時の容態に合わせたリハビリを行っていくことが大切
です。
また、機能訓練だけではなく精神的なケアも必要となるでしょう。
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