9/23にfacebookでライブ配信したの。

大阪の強面お兄さんこと三上さんと、

長野の元気な作業療法士こと、高坂さんと。

 

高坂さんなんだけど

ブリーズライトっていう、

鼻に絆創膏みたいなやつ貼って、

元気が売りなのに鼻声でさ。

 

訳を聞いたら、

花粉症で鼻が詰まって

息ができないそうで。

 

でも、鼻腔なんか拡張したら

花粉入りたい放題じゃんスカ。笑

って言ったら、

 

 

そうでもしなきゃ、

呼吸できないんだよ…苦笑

 

 

って言ってて

 

それはもう、元気売りに

無理あるのでは……？

 

 

って思った田邊です。

 

 

そんな田邊はむっちうっちでっす☺

利用者さんみんなが

「お大事に…」って帰っていきます…

有難うございます…大事にします…

 

そんなこんなで本日は、

生きる価値についてよ。

生きる価値って何かしらね。

 

そんなことを考えているときに

うちの利用者さんが

こんなことを言っていたわ。

 

 

 

外で転倒したら

誰も助けてくれない気がして

とても怖い

 

 

私は高らかに

んなことないっしょ

って言い放ったわ。

 

でも、言ってみたものの、

この方がなぜそのような思考回路で

なぜ私がこのような思考回路なのか

説明はできなかった。

 

単純に

だってそうじゃない？？

って思ったし、言ったの。

それ以上の理由がないと思ったわ。

 

色々考えたんだけどね。

 

我々はヒト科に属する生物で、

同属の生物とコロニー（社会）を

形成するわよね。

 

ヒトと遺伝子レベルで

類似している生物代表として

よく挙げられるのが、チンパンジー🐒

 

チンパンジーの世界にも

コロニーは存在するが、

彼らの群れは多くても120頭程度。

 

コロニーに属する1頭1頭は、

お互いをよく知り、

認知し合っている。

 

そうしなければ群れの一員と

みなされないのよ。

 

なので、チンパンジーの群れは

認知的制約により100-120頭程度の群れに

なっているのよ。

 

＃十分すげえと思うけどね

＃私100人もの顔なんて覚えられない

＃チンパンジーまじ優秀

 

 

我々ヒトはそうではなく、

何億といる人口により

社会を形成し、

顔も声も知らない人など、

腐るほど存在するわよね。

 

この世に蔓延る、

腐るほどいるヒトは

住む場所も違えば

文化も違い、

言語も異なれば、

思考も志向も嗜好も

異なる。

 

違いがあるからこそ

差別は生まれ、

それは殺人になることもある。

 

戦争然り、

いじめ問題も然りよ。

 

僅かな違いを見出しては、

それに勝手な価値を付け

他者より優れた自分に

驕り溺れる。

 

 

 

ところで収斂進化（しゅうれん）

という言葉はご存知かしら？

 

全く系統の異なる生物が、

類似した体系をもつことよ。

 

 

収斂進化の視点からすると、

ヒトと類似している生物は、

蟻（アリ）🐜よ。

 

例えば、

メキシコ人がアメリカとの国境を

許可なく超えようとすると

銃殺されてしまうじゃない。

 

蟻もそのような行動を

とることがあるの。

 

蟻にも蟻界のコロニーがあって、

国境的な、人種的なものが

存在するの。

※ここでいう人種的なものって、蟻の種類ではなく、同じ種類の異なる匂いの放つものよ。

 

 

国境を越えた蟻は、

その先で殺されてしまうのよ。

 

そう思うと、非常に不思議になってきたのが、

なんで私は殺されないんだろう。

って思うの。

 

例えば、喫茶店に入ったら、

その店の中にいる人たちって

私は全く知らない人々よ。

 

あの狭い空間に

知らない人が急に存在するって

物凄いことだと思わない？

 

何するか分からないじゃない？

いきなり奇声あげて

ナイフ振り回すかもしれないじゃん。

知らない人間なんだし。

そんな危険人物、

 

 

此奴…

ここでヤらねば…🔪

 

 

ってなる人も少なからず

いると思うのよ。

 

だって、敷地から一歩出れば

それは外出じゃない？

 

家って小さな単位での、

自国にあたると思うの。

外出って要は越境。

 

境目を超えた以上、

同生物とはいえ、

何をされるか分からない。

 

日本にいる外国人を見たって、

不法入国者かも…

って疑っても不思議ではないわよね。

 

だってビザだって見てないし、

なんの証明もないんだもん。

 

 

しかしながら、

当然のように私いまだかつて

殺されたことないし、

外出するたびに不安には

決してならないし、

 

外国人見るたびに

不法入国者…？

って疑わないわよ。

 

私が転んで骨折して

動けなくなった妄想をしても、

そこまで不安にならないのよ。

 

それはなぜかって

ヒトは社会的な生物だから。

って思うの。

 

それはやっぱり社会に属して、

社会で生きていて、

これまで生きてこられ、

救われ、安心し、嬉々した、

そんな経験があるからなの。

 

私の思う社会って

同属の生物がただ場所を共有して

息してるってだけじゃなくて。

 

人と人が

関係しあって、

依り合って、

ぶつかったり、

助け合ったりね。

 

そういう社会。私はそういう、

社会での些細な出来事を、

尊いことと思うの。

 

 

でね。

きっと他の方も同じだと

思うのよ。

 

これまでの尊い経験が

少なからず、あると思うの。

 

だからみんなは安心して

外へ出るのでしょう。

 

ただ片麻痺の方は一瞬にして

それまで生きてきた肉体とは

異なる肉体に変化してしまうの。

 

だから、

これまで積み重ねてきた経験っていうのが

無になってしまうような感覚に陥るの。

だから、不安になるのかもしれない。

それにもし今これを読んで

片麻痺ではないけど、

 

自分にはそんな経験ナイ

虐待されてきた

いじめにあった

差別を受けた

誰も助けてくれなかった

 

って思う人も、そういう人も

中にはいるかもしれない。

 

そういう人たちにも、

人と関わり合う中で

尊い経験をしていても、

 

不快が大きすぎて

それが記憶に残らなかったり、

本当に経験できていない人も

実際にはいるの。

 

でもね。不快が大きかった人にも、

片麻痺の人にも言いたいんだけど。

 

この世はあなたの

敵ばかりじゃないわ。

 

 

今は苦しく悲しく、辛くとも。

この腐るほどいる、

顔も知らない人たちの中にはね、

 

尊い経験を共にできる、

人や、自然や、生物に

満ち満ちているの。

 

私はそれだけでこの世は

生きるに値する

と思っているわ。

 

ただね。この生きる価値って

自分の好きなことだけしてりゃ

得られるもんでもないのよ。

 

まだ年輪を重ねていない、

若葉のような子たちには

分からないかもしれないわね。

 

人間というのは、

実に不可解だし

矛盾だらけだし、

不平なことばかりで

嫌になるけど。

 

でも、そんな奴らと一緒だから、

得られる良いものも沢山あるのよ。

 

 

こんな個人的な意見、

誰も聞いてねえよ

 

って思われるかもしれないし、

ずいぶんときれいごとって

思われるかもしれないけど。

 

私は関わることで生まれる、

尊きことによって、

この世は生きるに値する

って実感するのよね。

 

それが“生きる価値”だと思う。

 

私はこれは作業や活動や仕事や

俯瞰を通して得られるものと思うわ。

 

実は、生きる価値について

悩んでいる子がいたのよ。

 

私自身もそんなこと考えた事なかったし、

怠け者な私が毎日働く理由

って何かしらって。

 

そしたらこんな感じの

首に仕上がりました🥳

 

 

そんなことを綴ってみました。

こんなクソ長い文章を最後まで

読んでくださり有難うございました。

 

 

なんか…

文字数が馬鹿みたいに多くなって、

首がもげそうになってきたから、

この辺りで終わるわね…

 

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ブログって割と孤独な作業なのでね…

 

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