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脳梗塞だけじゃなくて、手の外もみるよん。~頑張り屋さんの店長さんへ~

2020.03.19

チケットの入金期限が過ぎてしまった時、

「え~?あれえ…?うそお…?ちょっと待って…?そうやっけえぇ…?ええぇ…?ちょま…えぇ…来週の頭じゃなかったっけえぇ…?えぇぇ…え?ちょ…」と何度も確認してる時の私と、

その後の私。

そんな田邊です。皆さんごきげんよう。

ほんと中々しょっぱい世の中だよね。

 

 

今日は先日来てくれた女性について

お話をしたいと思うの。

手の怪我を2年前位にした女性で、

年齢は私と一緒くらい。

 

手はね、

人にとって、とても大切な場所なの。

 

 

例えば、

バランスをとったり、

身体を支えたり、

物を持ったり、

物や人に触れたり、

暗闇なんかでは、「目」の役割としても

活躍してくれるのよ。

 

 

彼女の手の怪我は中々大変なの。

作業療法士ならこの言葉を聞いたら、

ピンとくると思うけど、

 

 

「no man’s land」

 

 

という部位の損傷だったの。

図で言うとこのココ。

 

 

 

ひと昔前なら整形外科医たちが、

こぞって手術をがってね。

だから、そこの部分の怪我をしてしまうと、

 

誰も担い手がいない

 

という意味で

「no mans land」

と呼ばれていたらしいわ。

 

担い手が居なかった理由は、

術後の経過が良くないから、だったらしい。

 

皮膚と腱がくっついちゃったり

(“癒着”っていうよ)

曲がった状態で固まっちゃったり

“拘縮”っていうよ)

するからなんだって。

 

 

でもね、今では、

Some men’s landとも呼称するらしいわよ。

トレーニングを受けた外科医による手術と、

早期のリハビリなどによって、

以前ほど癒着や拘縮が酷くならなくなったことから、そう呼ばれるようになったみたい。

まさに近代医学の恩恵よ。

 

 

 

先日きた彼女も、

その恩恵を受けた一人だと思う。

田邊がひと昔前担当した、

手の術後の人とは大違いだったのよ。

 

その人は

常に浮腫んでて、指は曲がって、

皮膚は硬く、血色がとても悪かった。

見た目からして「悪い」

と、理解できた。

 

だから、彼女をはじめて見た時には、

過去の人とのギャップから、

 

「とてもキレイな状態」

 

って感想を抱いたくらいよ。

 

 

そんな先日の彼女は、

手をよく使うお仕事でね。

 

手をよく使う仕事には色々あるけど、

彼女の場合は、

「柔らかく形の崩れやすいものを扱う」

お仕事なのよ。

私憧れる職だわ。そう、クレープ屋さん。

だから、とっても繊細な手の動きが要求されるの。

 

 

彼女の手は、

医療従事者の目から見ると、

「いい状態」に映る。

それは、医療に従事していない人達にも

そうだと思う。

 

 

動きも悪くないし、見た感じもキレイだから、

一見すると分からないのよ。

日常生活で出来ないことは、ほぼ無いしね。

 

 

こうやって聞くと、

 

「生活できてるなら、いいんじゃない?」

「何が困ってるの?」

「甘えてるだけじゃないの?」

 

等々、色んな人から声が上がりそうだし、

言われてきたと思う。

 

 

それはきっと、

患者さんからも、

同僚からも、

家族からも、

そして、

医療従事者からも。

 

 

けど、彼女の中には

「物凄い違和感」と「痛み」、

「表現しきれない痛み」が存在する。

 

 

彼女は怪我をする前から、

全身の姿勢緊張が低い方かな。

(女性には多いのよ。)

 

手の怪我で、よりそれが助長されている感じ。

動きの特徴としては、ゆっくり動けないかな。

歩くと足音がすこしパタパタなる感じ。

お腹の前の方は筋緊張が低く(緩い感じ)、

反対に背中の方はカッチカチに硬いの。

 

なにか手を使う動作があれば、

すぐさま肩に力が入り、

首と肩で腕を固定しながら、

手先の事を一生懸命にされるのよ。

 

 

近代医学の恩恵を受けた彼女は、

創部の経過は素晴らしいものなのよ。

創部がうっすら見えるくらいですもの。

 

 

しかし、手先の動きを

優先させようとした彼女は、

 

頑張って頑張って頑張って、

 

無理にでも動かしていき、腰・肩・首の固定をした中での

手の動きを覚えてしまったの。

※痺れがあったりすると余計にそうなり易かったりするわよ。詳細を知りたいって人は、リクエスト頂戴ね。無ければ、スルーするからね。

 

 

これすっごく危険なことでね。

始めは、何とかしてでも、

ぎこちなさの中で動くかもしれない。

けど、長く使うと、

必ず負担が出てきちゃうの。

 

 

そして、細かな動きを体得するためには、

今の体の動きをやめなきゃいけない部分が

どうしても出てくる。

 

彼女の場合は、元から

腰・肩・首の固定の中で

手の動きを覚えてるから、

それから逸脱した動きになると、

途端に分からなくなるのよ。

一度言われたことがある。

 

 

あれ?どうやって

動かすんだっけ?

 

って。だから、

手のリハビリを希望しているのだけど、

勿論手も見るのだけど、

 

徹底的に全身を

見なきゃいけないの

 

 

この使い方してたら、痛みが出るって思った。

勿論はじめにお会いした時から、それを伝えてあった。

 

 

それでもね、少しだけ遅かった。

肩を痛めちゃった。

 

 

以前の投稿でもあるけどね。

感情と姿勢って大いに関係するのよ。

落ち込んでる時に、

胸張ってスキップしてる人いないもんね。

嬉しい時に、項垂れたような

座り方になる人いないもんね。

 

 

彼女の場合は、

腰・肩・首を使って、精一杯胸を張り、

仕事上、「堂々

してなきゃいけなかった。

ほんとは(きっと)

自信のない子なのにさ。

 

 

神様ってさ、残酷やんな。

一生懸命頑張りまくって、

人知れず努力してさ。

限界かな?って感じても、

自分の為というより、

人のために頑張った。

なのに、痛みを起こさせるんだもん。

 

 

ハードワークでさ。

休みすらまともに取れないのに、

そんな仕打ちないよな。

 

 

悩みまくってるのよ、彼女。

「辛さ」とか「しんどさ」とかさ。

私は代わってあげられないし、

「分かるよ」なんて安いセリフも言えない。

 

 

私は神がかった技術があるわけでもないし、

知識が半端ねえわけでもない。

 

ただな、

間違ってるかもしれないけど、

私だけは、彼女を

全肯定したいな。

 

 

甘えじゃないし、

生活が出来てるからって、

不自由を感じてないわけじゃないし、

常に違和感があるし、

 

 

何より、

誰からも

理解得られぬ痛み

だけは、否定したくない。

 

 

人って、自分が分からないものに対して、

拒絶したり、理由付けをしたりする。

私だけでも、彼女に対してはそれをしない。

したくない。

 

 

同じ痛みを感じることは出来ないし、

安い共感もしようとは思わないけど、

 

 

 

彼女に言いたいのがさ、

 

「大変だったんだね」かな。

今度は一人じゃなくて、私達も一緒に頑張る。

全身隈なく見て、何が何でも、

手を良くしような。そんでもって、

絶対私達があなたのお店行って、

クレープ巻いてもらうからさ。

それに向けて、「一緒に」頑張ろうな。

 

その時まで、あなたのクレープを食すのは、

私達は、大切に取っておきます。

だから、今度からは

何にも気にせず手ぶらでおいでね。

私達にまで、気を遣わなくていいよ。

大丈夫だから、安心して。

 

 

これから先さ。

落ち込むことも、気を遣うことも

まだまだあるかもしれないけどね?

私達がいっからさ。

 

ほんの少しだけさ、

気楽に構えてさ、

ほどほどの背伸びにしていこうな。

 

LINEくれたのに、

お返事できなくて

ここで返信とさせていただきます。

 

さて、完全に私用で使いました。

(ごめんなさい)

 

けど皆さんにも当てはまるとこあるかな?

まあ、とりあえず、夜も更けたし、

皆お家に帰ろうね。

 

では、おやすみなさい。

石垣所長のリハビリブログ



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