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18. 脳の部位毎に異なる脳梗塞の症状
2017.04.15
リハビリの現場の様子を
ブログで紹介しています。
リハビリのことが
少しでも伝わると嬉しいです。
脳梗塞と言っても症状は人によって違いがあります。その原因としては発生部位の違いによって引き起こるのです。そこで、部位別に起こる 脳梗塞の症状について解説していきます。
■被殻 脳の中央部にあり、大脳基底核の一部でもある被殻で脳梗塞が見られると、以下のような症状があらわれます。 ・手足の震え ・小刻みに歩行するようになる ・片側の手足の麻痺
■内包後脚 運動を支配する神経が通っている内包後脚で脳梗塞が見られる場合の症状は、発症した脳と反対側の手足と顔の麻痺となります。
■視放線 外側膝状体から後外方へ出ている視放線に脳梗塞が表れた場合、反対側が見えにくくなることがあります。
■BROCA野 運動性言語中枢とも呼ばれるBROCA野で起こることで、言葉が出にくい、出ないなどの症状が起こります。
■ウェルニッケ野 側頭葉にある聴覚野の後方にあるウェルニッケ野は、感覚性言語中枢とも呼ばれる部位です。 その部位に脳梗塞が起こることで、話している相手の言動が理解できないなどの症状があらわれます。
■前頭葉 大脳の前半部にあり、大切な神経が密集した部位でもあるので、前頭葉に脳梗塞が起こると様々な症状があらわれます。
・集中力欠如 ・覚えが悪くなる ・人の話が理解できない ・臭覚が低下する ・情緒不安定 ・会話のテンポが掴めない ・体の麻痺 ・両目が同じ方を向く
■脳幹
脳と骨髄を繋ぐ役割をもつ脳幹で脳梗塞が起きると、 ・体の痺れ ・失神 ・心停止 ・むせ ・昏睡 ・呼吸停止
など脳の中でも重要な部位での脳梗塞なので、命に関わる症状が多くなります。
■側頭葉 耳の周辺にあり、言語の理解や物事の判断、感情の制御などに関わっている部位です。 脳梗塞が起こることで、人や物の判断ができなくなったりするなどの記憶障害が発生します。 また、人格が変わったように感じることもあります。
■小脳 脳の後ろ側にあり、運動機能の調整を行う部位です。そのため、運動機能に障害を引き起こし、嘔吐やめまいも発症することがあります。
■頭頂葉 頭頂葉でも右と左、部位によって脳梗塞の症状にも違いがあります。左頭頂葉であると、左右がわからなくなったり計算ができないほか、文 字が書けなくなったり、絵や図を写せなくなります。右頭頂葉では服を自分で着れなくなったり髪の毛をとかすなど簡単な動作ができなくな ることがあります。
そのほかにも、道に迷うなど生活が困難になる症状があらわれるでしょう。
部位によって様々な症状があらわれるのが脳梗塞です。脳は臓器の中で大変重要な部分です。 高血圧や動脈硬化は脳梗塞の原因でもある血栓ができやすくなるので、予防のためにも改善策を考えましょう。
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