麻痺側のリハビリ

「麻痺側はもう仕方ない」と、諦めない。

脳梗塞や脳出血の後遺症では、
・手が開きにくい
・足が突っ張る”
・肩が痛い
・うまく体重が乗らない
など麻痺側に様々な問題が起こります。

しかし実際のリハビリでは、

歩く練習が中心になる
健側ばかり使う
「転ばないこと」が優先になる

そういった中で、
“麻痺側そのもの”へのアプローチが
少なくなってしまうこともあります。

もちろん、安全性は大切です。

ただ私たちは、
「麻痺側はもう仕方ない」と諦めてしまうことをしません。


“できない動き”ではなく、
“なぜできないか”をみています


ただ動きを繰り返すだけではなく、
“なぜその動きになるのか”を大切にしています。

例えば、

  • なぜ足が突っ張るのか
  • なぜ肩が痛くなるのか
  • なぜ手が開きにくいのか
  • なぜ動こうとすると緊張するのか

身体の反応には、理由があります。

筋力だけではなく、

  • 感覚
  • 姿勢
  • 重心
  • 防御反応
  • 緊張
  • 怖さ
  • 動こうとするタイミング

そういったものも含めて
身体を細かく確認しています。


装具や機械に頼らないリハビリ

当施設では徒手療法を中心にリハビリを行っています。

もちろん、装具や機械を
完全に否定したいわけではありません。
実際に必要な場面もあります。

ただ、
“とりあえず装具” “とりあえず機械”
ではなく、

「今、その人の身体に何が必要なのか」
を大切にしています。

身体に直接触れながら、

  • 筋緊張
  • 重心移動
  • 感覚入力
  • 関節の動き
  • 姿勢反応

などを確認し、麻痺側へのアプローチを行っています。


“使えない側”にしないために

片麻痺の方の中には、
「麻痺側はもう変わらないと思っていた」

そう話される方も少なくありません。

実際、生活の中で麻痺側を使わなくなればなるほど、
感覚や動きの経験は減っていきます。

だからこそ
“麻痺側をどう生活の中に戻していくか”を大切にしています。

大きな変化だけではありません。

  • 支えやすくなった
  • 力の入り方が変わった
  • 怖さが減った
  • 触られている感じが分かりやすくなった

そういった小さな変化も
身体にとっては大切な一歩です。


「麻痺側のリハビリ」を
当たり前に。

“動ける側”だけで補うのではなく、
麻痺側そのものへ向き合うことを大切にしています。

歩行だけではなく、

  • 上肢
  • 手指
  • 感覚
  • 立位
  • 座位
  • 日常生活

全て含めて、その人の身体をみています。

「麻痺側をみる」

それを、特別なことではなく
当たり前に行っています。

ページ上部へ戻る
052-990-6905